『バッドボーイズ フォー・ライフ』
原題:Bad Boys for Life
2020年製作/アメリカ映画/上映時間:124分/R15+/2020年1月30日日本公開
監督:アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー
出演:ウィル・スミス
バネッサ・ハジェンズ ほか
ウィル・スミス&マーティン・ローレンス主演による大ヒットアクション映画『バッドボーイズ』の17年ぶり新作となるシリーズ第3作です。
監督は『ギャングスタ』などのアディル・エル・アルビとビラル・ファラー。
あらすじ
プロ級のドライビングテクニックを駆使して愛車のポルシェを操り、高級ブランドのスーツを着こなすマイアミ屈指の敏腕刑事マイク・ローリー(ウィル・スミス)と、相棒のマーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)は、バッドボーイズとして名をはせていた。しかし家族を大切にしているマーカスが、危険な職場から離れるため引退を考えるようになる。あるとき、マイクが何者かに命を狙われる。
(シネマトゥデイより)
マイアミの刑事コンビ、マイクとマーカスの活躍を描くアクションシリーズの第3弾です。
前2作同様、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが主演を務めます。
Amazonプライムビデオにて鑑賞。
初めての鑑賞になります。
間もなく見放題終了とのことで本作を選びました。
前2作は観た記憶があるような無いような・・・よく覚えておりません。
ブランド物のスーツをスタイリッシュに着こなし、得意のドライビングテクニックでポルシェを飛ばすマイクに対し、マーカスは家族こそが守るべき大切なものと考え、そろそろ引退を考えている。
マーカスに初孫が生まれ、バッドボーイズは引退すると言い出します。
「一生(フォー・ライフ)バッドボーイズだろ?」と言うマイク。
そのマイクが銃弾に倒れ、重傷を負います。
本当にウィル・スミスは息子(娘では無く)とのエピソードが好きみたいですね。
『アフター・アース』で実の息子起用して大失敗しているにも関わらず、本作の前の『ジェミニマン』ではクローンの息子との話し。
そして、あまり詳しくは書けませんが本作でも。
よくあるバディ(相棒)ものであるのは間違い無いのですが、ウィル・スミスとマーティン・ローレンスの魅力で続いているシリーズだと思います。
ストーリーにはひねりが無く、かなりムリがありました。
暴力シーンが多く、死人の数も半端じゃないのですが、それは気になりませんでした。
ですが、くだらない下ネタには白けました。
意外にシリアスな展開になり、重く感じました。
”ボーイズ”とは呼べない年齢にも関わらず、アクセル全開で動き回る二人の姿には拍手を送りたいと思います。
「これが最後」と思わせて続編製作間違いなしのエンディングを用意しているところも抜かりなし。
家族の絆を強く描いている作品なのですが、製作も兼任しているウィル・スミスのエゴ丸出しで、父と息子の絆は固く、母親と息子の方はどうでもいい・・・という描写には「・・・?」になってしまいました。
マイアミのロケーションは良かったですね。