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『ゲーム・ナイト』

『ゲーム・ナイト』

原題:Game Night

 

2018年製作/アメリカ映画/上映時間:100分/日本劇場未公開作品

 

監督:ジョン・フランシス・デイリー&ジョナサン・ゴールドスタイン

出演:ジェイソン・ベイトマン

   レイチェル・マクアダムス

   カイル・チャンドラー ほか

 

モンスター上司』のジェイソン・ベイトマンと『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスが夫婦役で共演し、謎解きゲーム中に本物の犯罪に巻き込まれてしまった人々を描いたコメディです。

共演に『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のカイル・チャンドラーら。

 

あらすじ

 

ゲーム好き夫婦、マックスとアニーは仲間たちとゲームで遊ぶのが趣味。だがある夜の集まりに、マックスの兄ブルックスが出現。経済的勝ち組のブルックスにマックスはコンプレックスを感じ、アニーも義兄が嫌い。ブルックスは次の集まりは自分が主催すると宣言し、マックスら6人は別の夜、集合場所へ。そこでブルックス武装した男たちに拉致され、6人はゲームと誤解してブルックスを捜し始めるが、男たちは本物の犯罪者で……。

WOWOWオンラインホームページより)

 

仲のいい大人たちがハチャメチャな一夜を過ごすハチャメチャコメディです。

ドクター・ストレンジ』のレイチェル・マクアダムス、『JUNO/ジュノ』などの売れっ子男優であると同時に映画監督でもあるジェイソン・ベイトマンがゲーム好きの夫婦を演じております。

 

Amazonプライムビデオにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

間もなく見放題終了とのことと、大好きなレイチェル・マクアダムスお目当てで今回は本作を選びました。

日本劇場未公開作品なので迷いましたが・・・。

 

ゲーム好きな夫婦マックスとアニーは、週に1度、友人たちと集まって様々なゲームに興じていた。

 

ある日、彼らはマックスの兄ブルックスが企画した謎解きゲームをすることになるが、そこへ覆面姿の男たちが侵入してきてブルックスを誘拐してしまう。しかし参加者たちは演出だと勘違いし、ゲームを攻略するべくブルックスの行方を追うが・・・。

 

レイチェル・マクアダムス、本当にステキな女優さんです。

 

1978年カナダ・オンタリオ州生まれ。

自分が初めて観た作品は『消されたヘッドライン』(2009)。

その後、『きみがぼくを見つけた日』(2009)、『恋とニュースのつくり方』(2011)と連続して主演作を観て大好きになりました。

2015年の社会派ドラマ『スポットライト 世紀のスクープ』で初のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされております。

 

マックスとアニーはゲームを通じて知り合い、結婚をしのですが、なかなか妊娠には至らなかった。

病院を受診した結果、不妊の原因がマックスにあり心理的な要因によるものだということが分り、兄のブルックスに対して強いコンプレックスを抱いているのが原因とのこと。

 

その兄からゲーム・ナイト(ゲームの日)の誘いが来て、とある豪邸にやってきた二人。

マックスとアニーの友人もこのゲームに参加。

兄のブルックスは殺人推理ゲームをやろうと提案。

まず偽物のFBI捜査官が登場。

その後、強盗一味が乱入してくるのですが、これは兄が用意した俳優では無くホンモノだった・・・。

 

序盤はテンポも良く、なかなか面白いサスペンス&コメディだと思いました。

 

デヴィッド・フィンチャーのあまり知られていない作品『ゲーム』を意識・・・しているのかいないのか分かりませんが、二転三転するストーリー展開は良かったです。

劇中、かなり『ファイト・クラブ』のネタが登場するのも、やはりフィンチャーを意識してか?

 

また映画ネタの多さは映画ファンの自分は思わず「ニヤリ」とされられました。

 

クイズゲームで答えはエドワード・ノートン

ヒントで「ハルクを演じた人」と言うと友人は「エリック・バナ」、「マーク・ラファロ」と答え、終いには懐かしのテレビドラマ「超人ハルク」の「ビル・ビクスビー」と答える始末。

次に『真実の行方』とヒントを出すと「リチャード・ギア」と答える友人。(リチャード・ギア、ハルク演じておりませんから)

このシーンは大爆笑。

エドワード・ノートンと言えば『ファイト・クラブ』。

やはりフィンチャーを意識してか?

ほかにも『パルプ・フィクション』などのネタもありました。

 

二転三転する展開はいいのですが、ここで終わっていれば『スティング』みたいでいい終わり方・・・と思ったら更に裏があったという展開に続いていったのは少々悪ノリが過ぎるな~と思い、ちょっとしつこいと感じてしまいました。

 

キモ過ぎてゲーム・ナイトに誘われないマット・デイモンを崩したような顔の怪しい隣人警官やデンゼル・ワシントンのそっくりさんなど観て笑える要素が多く英語分からなくても楽しめるコメディになっていたのは日本人にはありがたいところ。

 

「人生ゲーム」懐かしいです。

自分も子どもの頃、やりました。

 

レイチェル・マクアダムスの可愛さとワンちゃんの名演を楽しみましょう。

ただ、観終わって何も残らない作品ですが・・・。