第4試合 60分1本勝負
NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
〈第22代チャンピオンチーム〉
SHO&高橋裕二郎&”キング・オブ・ダークネス”EVIL VS.
〈チャレンジャーチーム〉
ザックを先頭に挑戦者の鈴木軍入場。
まともなレスリングの試合になれば勝機は十分にあると思います。
しかし、チャンピオンチームが花道で背後から奇襲攻撃に。
大乱闘の中、試合開始。
リング上にはチャレンジャーチーム、金丸のみ。
SHOに足4の字固め。
更に救助に来たEVILに足を取り・・・
これまた足4の字固め。
更に裕二郎にも。
更に更にチャンピオンチームのお邪魔虫セコンドのディック東郷の足を取り・・・
これまた足4の字固め。
見事なまでのバ○の一つ覚え・・・じゃ無くて頑なな己のスタイルを貫く金丸。
試合は少し落ち着き、SHOと金丸との戦いに。
ただ、ザックとデスペラードはまだエプロンにも姿がありません。
SHOのストンピング攻撃。
裕二郎のキック。
EVILと東郷のお手々つないでの反則コブラツイスト。
ちょっと金丸が孤立している時間が長い。
ザックとデスペラードは救援に入れないのか・・・?
ようやくザックとデスペラードが救援に。
しかし、軽くあしらわれてしまいます。
しかし、SHOにふたたび足4の字固めを決める金丸。
本当に見事なまでに己のスタイルを貫いております。
リング外ではザックがEVILを押さえております。
チャンスです。
しかし、裕二郎が棒を持ち出し金丸の首を絞める攻撃に。
デスペラードは場外でダウン状態。
仕上げの体勢に。
ショックアローから・・・
片エビ固めで9分26秒、SHOの勝利。
チャンピオンチーム、4度目の防衛に成功です。
第5試合 60分1本勝負
IWGPタッグ選手権試合
〈第94代チャンピオンチーム〉
チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレ VS.
〈チャレンジャーチーム〉
グレート-O-カーン&ジェフ・コブ
3月29日(月)、川崎市の武蔵小杉駅で酒に酔った男に絡まれていた小学生の女の子を助けたとして、警察から感謝状が贈られ、一躍時の人になったO-カーン。
そのとき「怖かっただろ、パンケーキ食うか?」と持っていたパンケーキを女の子に差し出したことがまたまたポイントアップ。
なぜO-カーンがパンケーキ持っていたかと言うと、マクドナルドが好きでお持ち帰りで購入していたそうです。
そのO-カーンのタッグパートナー、パワーとテクニックを兼ね揃えたファイター、コブ。
続いてチャンピオンチーム入場。
試合開始。
オーエンズの張り手がO-カーンの顔面にヒット。
ファレをグラウンドで押さえ込むO-カーン。
チャンピオンチーム、ツープラトンの攻撃に。
O-カーン、反撃のアイアンクロー。
ファレとコブの巨漢対決に。
ファレのラリアット。
またまた2人かがりの攻撃にキックで応戦するコブ。
O-カーンのモンゴリアンチョップ。
コブが必殺技のツアー・オブ・ジ・アイランドを狙いますが、これは決まらず。
連携はチャンピオンチーム。
ファレがコブを担ぎ上げ、オーエンズがハンマーパンチ。
チャレンジャーチームも2人かがりの攻撃に。
何やらO-カーンに指示を出すコブ。
コーナーポスト最上段から雪崩式のフロントスープレックス。
今度はツアー・オブ・ジ・アイランドが決まり・・・
11分52秒、チャレンジャーチームの勝利です。
グレート-O-カーン&ジェフ・コブ、新チャンピオンに。
チャンピオンチームは初防衛に失敗。
帝国の旗を掲げ、敬礼。
O-カーン、怖かったと思います。
「パンケーキ、食うか?」。
ここで前半の試合が終了し、リング調整と清掃のため休憩に。
そこで今夏開催のG1 CLIMAX 32の出場メンバーが発表されました。
総勢史上最多の28名が4ブロックに分かれ対戦していきます。
・・・ですが、予想はしておりましたが、その28名の中に飯伏幸太の名前はありませんでした。
第6試合 60分1本勝負
AEW暫定世界王座戦 進出者決定戦
アメリカ現地時間6月25日の米プロレス団体・AEWのシカゴ大会でAEW暫定世界王座を決めることが急遽決定。
この試合の勝者とAEWの代表選手が対戦することになります。
突如決まった試合です。
”荒武者”後藤洋央紀。
ビッグチャンスをつかめるか?
相変わらずカッコいいです。
ですが、そのカラスのコスチュームは・・・。
気合い入ってます。
好勝負を期待。
試合開始。
まだ声は出せませんので、観客の拍手を煽る棚橋。
棚橋の腕を取る後藤。
ロープに追いつめた後藤。
クリーンブレイク。
したところを棚橋がキックで攻撃。
これは予想していなかった後藤。
後藤も反撃。
エルボーを見舞います。
対角線に放り回し蹴り。
序盤押されていましたが、徐々に後藤のペースに。
棚橋のエルボー。
負けじと後藤も手刀。
後藤の牛殺しが炸裂。
しかし、カウントは2。
後藤、勝負に出るか?
しかし、向かってきた後藤をスリングブレイドでなぎ倒す棚橋。
最後はハイフライフローで勝負あり。
12分40秒、棚橋弘至の勝利。
棚橋がAEW暫定世界王座戦進出者になりました。
ベルトを取ってくるというポーズを決める棚橋。
新日本プロレスの代表として、頑張ってきてもらいたいです。
中盤の4~6試合を紹介いたしました。
第4試合ですが、上手く絡み合えば、もの凄い面白い試合になると期待していたのですが、その正反対になってしまいました。
まったく違うスタイルのチームだからこその面白さは無く、ザックとデスペラードはまったく見せ場無し。
チャンピオンチームもいつものようなえげつない反則オンパレードは無かったのですが、結果はともかく、内容にこの日一番ガッカリの試合になってしまいました。
第5試合、コブの強さが際立ちました。
そしてEMPIREの勢力、凄いものがあると感じる試合でした。
BULLET CLUBが猛威を振るっている新日本プロレスのリングですが、そこにストップをかけれる第一候補が帝国ではないかと思いました。
第6試合、ここのところ、まったく目立たない後藤にスポットライトが当たる大チャンスと思いながら観ておりましたが、やはり光は棚橋の方へ射して行ってしまいました。
う~ん、後藤も十分実力のあるレスラーなので、何かいいきっかけがあればと願っているのですが・・・。
棚橋には、ぜひとも海を越えて、新日本プロレスの強さを証明するファイトを期待しております。
※続く※