9月13日(水)、JERAセ・リーグ公式戦 2022 東京ヤクルトスワローズVS.読売ジャイアンツ 第24回戦(明治神宮野球場)を観戦してきました。
せっかくファンクラブ入会したので、1回はホームゲーム観ておきたいと思い、少ししんどかったですが、頑張って新幹線に乗って東京まで行ってきました。
さすがにここへは何度か来たことがあります。
ですが、訪れたのは12年ぶり・・・くらいでしょうか?
お天気に恵まれて良かったです。
左にいろいろ言われたシン・国立競技場が見えます。
12年前に来たときは旧・国立競技場でした。
甲子園球場同様、ドーム球場にない開放感はありますが、人工芝なので暑い。
燕党の心配は前日の試合で155キロの剛速球を右脚に当てられ、途中退場した村神様こと背番号55番・村上宗隆の容態。
無事、試合に出られるといいのですが・・・。
村上、元気にグラウンドに現れ、1塁側スタンドから大拍手。
本当に良かったです。
・・・まあ、今、村上とは違う意味で話題になっている人ですね。
私の口からは何もコメントしませんが、読売巨人軍の公式Twitterに寄せられたコメントを幾つか紹介。
《坂本選手のセクハラを越える報道について、球団はちゃんとコメントすべきなのでは?ピルを強要して、妊娠したらおろせば余りにも酷くないですか?》
《巨人軍 は勝てば何をしても許されるんですか? 球団の黙認、激甘な対応が、増長した坂本選手を作ってしまった》(一塁守っている人も同じですね)
さらには、俳優・香川照之さんの銀座のホステス女性に対する性加害報道との違いを指摘する声が多く、
《ジャイアンツの坂本って相手がセフレだろうが、示談が済んでいようがクズ男に変わりないよね。これ香川照之の時はあんなに報道しまくっていたのに、ジャイアンツの中心選手と言うだけで一切報道しないマスコミってやっぱりマスゴミだと思う》
《香川照之への社会的制裁と同様どころかそれ以上に酷いことをしてる巨人坂本になんの制裁もないことに日本社会の恐怖を感じる》
《これがセーフなら、香川や渡部は謝罪損の干され損》
さらにフリーアナウンサー「戦いのワンダーランド」古舘伊知郎氏のYouTubeでのコメントを紹介。
「野球選手として良識を求めるのならば野球選手じゃないお笑い芸人の人がちょっと何かすると不倫とか。ちょっと女性に対して失礼なことをすると大騒ぎになって番組全部降ろされる。大アウトでしょ」。
「なんで香川照之さんがどんどん(テレビ番組を)降りないといけないの?ひどいことをやったから降りるんでしょ。だったら今度のことだって俺はそれ以上だと思うよ。中絶にまつわることとかで言わせてもらえば」。
「文春が書いた事が全て事実ならば人を傷つけているのだから。男、女関係ない。ものすごい勢いで人を傷つけているわけだし。妊娠を巡ることもそうだし、これは記者会見を開くなりみそぎをするなりきっちり。裏でどのような動きがあるのか知らないけどA子さんという方に対してもっともっと償いをやらないといけない。ここを逃げちゃいけないと思います」。
「なんでスポーツ紙が、僕の知っている限りではこれのご乱行を書かないんですか?他の芸能人は書くのに僕が知っている限り全然書いてないんじゃない?なんでスポーツ選手で一流の選手だとそれこそ区分けして書かないんですか?三流の選手ならよくネタにしたことないですか?現役を退きかけているような三流、四流なら書くのになんでジャイアンツのトップ、キャプテンをやっているすごいスター選手だと系列が別なところであってもスポーツ紙って書かないんですか?」。
「俺はもう時代は違うんだと思う。こういう職業で俳優だから、お笑い芸人だから、タレントだから報じていいんだ。断罪させるんだ。一部スタープレイヤーのスポーツアスリートは守られるんだ。そんな区分けは絶対ダメで、何をやったか、人をひとりどう傷つけたのかとか。それに対しては償わなければいけないことと、お互い様だったから償わなくていいよねとか。傷をつけてないのだったらお互い合意の上だということが絶対にある。そこを変にこの人なら守る。このジャンルの人なら守って、このジャンルの人守らないというのはおかしい」。
これらの意見は世論のほんの一部かもしれません。
ただ、驚いたのは、この日も球場に読売のファンが多く(燕党より)駆けつけておりましたが、そのほとんどがこの選手のレプリカユニフォームを身にまとっておりました。
それらのファンはどんな気持ちでいるのでしょうか?
・・・何とも思ってないか?
穏やかな表情で練習を行っていたので、脚に問題は無さそうですね。
つば九郎の姿が。
喜ぶほどのことではありましたが・・・。
石原さとみさんや川口春奈ちゃんのときほどの感激は無かったですが、ツーショット写真も撮ってもらったこともあります。(ちなみにトラッキーも)
東京ヤクルトの公式ダンスチーム、”Passion”のパフォーマンス。
東京ヤクルトのマスコット、つばみも一緒にダンス。
つば九郎の妹・・・では無いみたいですね。
両チームのスターティングラインナップ。
礼儀正しく帽子を取って一礼。
本当に22歳とは思えないプロ野球選手だけでなく、人としても立派です。
先ほどのお方とは・・・比較してはいけない。
42歳のいぶし銀のピッチングに期待。
初回、1安打許しますが得点は与えず。
1回裏、東京ヤクルトの攻撃。
先頭バッターの背番号9番・塩見泰隆。
初球を叩き先頭打者ホームラン。
東京ヤクルト、1-0とリード。
村上の最初の打席はフルカウントから四球。
フルカウントだと相手投手、今の村上にストライク投げられないですね。
これで1アウト、一、二塁のチャンスがあったのですが、後続が倒れ追加点ならず。
2回表、スタンドの拍手に帽子を取って応える塩見。
しかし、すぐさま岡本のホームランを打たれ同点に。
さらに、4回表の岡本、ウォーカーのホームランで1-3に。
4回裏、先頭バッター、村上の第2打席・・・。
(ピンボケ・ブレブレ申し訳ありません)
やはり、この人は神様だった。
ライトスタンドへバースに並ぶ第54号ソロホームラン。
(写真はスポーツニッポン新聞社さんから拝借)
本当に褒める言葉が見つかりません。
これで2-4。
チームのムードも盛り上がってきました。
何かを持っているのは間違いありませんね。
しかし、石川がいただけない。
5回表、1アウトから3連打で2点取られ2-5に。
ここで石川は交代。
しかし、代わっていきなり中田にツーランホームラン。
2-7に。
石川は4 1/3を投げ、投球数71、被安打9、被本塁打3(はぁ~?)、奪三振0、与四死球0、失点・自責点6と散々。
大西は2/3を投げ、投球数11、被安打2、被本塁打1、奪三振1、与四死球0、失点・自責点1という内容でした。
5回裏、攻撃終了後のPassionのパフォーマンス。
背中に翼がありますね。(きつねダンスに対抗して燕ダンスなのか天使なのか?)
もう試合の行方は見えてきたので、せめてこれが成功するところを観てみたい。
ピントがネットに持っていかれ、見づらい写真申し訳ありません。
さあ、村上は凄いものを見せてくれた。
次はつば九郎の番だ!
見事失敗。
少し頭をかすめた感じはしたのですが・・・。
次は決めてもらいたいですね。
6回表、東京ヤクルト、3番手に背番号34番・田口麗斗。
2安打打たれますが、得点は許さず。
・・・て、言うか、ここまで読売の攻撃、3者凡退で終わったこと無いんですけど。
6回裏、東京ヤクルトの攻撃。
2アウトから村上、背番号13番・オスナ(フルネームは分からなかった)のヒットで一、二塁のチャンス。
相手エラーで1点返します。3-7に。
被安打1、与四死球2でしたが、得点は与えず。
本当に3者凡退が無い・・・。
7回裏、東京ヤクルトの攻撃。
「東京音頭」タイム。
盛り上がっていきましょう。
「それっ、くたばれ○○!くたばれ○○!」って、これはコロナ禍で無くても唄ってはいけません。
阪神甲子園球場では普通に唄われておりますが・・・。
2アウトから塩見がこの日2本目になるソロホームラン。
4-7に。
逆方向のライトスタンドへの見事なホームラン。
8回表、拍手に帽子を取って応える塩見。
東京ヤクルト、5番手に背番号61番・久保拓眞。
1アウト一塁から丸にタイムリーを打たれます。
ここでピッチャー交代。
これだけ打たれて守りの時間が長いと野手の心身とも疲労もたまってきますね。
東京ヤクルト、6番手に背番号20番・木澤尚文。
何とか後続を斬って取ってくれました。
8回裏、村上の第4打席。
惜しくもセンターライナー。
9回表、東京ヤクルト、7番手に背番号69番・今野龍太。
被安打2、与四死球1、野選などがあり、読売追加点。
4-9に。
出てきた東京ヤクルトの投手でヒット打たれなかったのは0 2/3投げた木澤だけだった・・・。
9回裏、勝利を信じて(いるのかは分かりませんが)パフォーマンスを披露するPassionのお姉さま。
ヒット、エラーで2アウト一、二塁のチャンス。
バッター、村上。
ファンは当然期待してしまいます。
(ピンボケ・ブレブレ申し訳ありません)
やはり、この選手はホンモノの”神様”だった。
村神様降臨し、左中間スタンドへ第55号のスリーランホームラン。
7-9に。
一塁側スタンドの燕党大騒ぎ。
(またまた写真はスポーツニッポン新聞社さんから拝借)
これで、あの王貞治氏と並び、日本人最多本塁打数になりました。
記録更新は間違いないでしょう。
村神様は5打数3安打2本塁打四球1という内容でした。
もの凄く盛り上がっておりましたが、続くオスナ倒れゲームセット。
東京ヤクルト、敗れました。
勝:菅野(8勝6敗0セーブ)
セ:
敗:石川(5勝4敗0セーブ)
毎回ヒットの18安打も打たれれば勝てるはずありません。
長い試合(特に守っている時間が)で疲れた。
村上・・・いや村神様の凄いものを観れたことを考えたら遠路東京まで来た甲斐はあったと思います。
しかし、試合内容は本当に酷く目も当てられないものでした。
先発の石川が散々でした。
先制してもらった直後に同点。
村神のホームランでムードが盛り上がっている中、次のイニングに追加点を許すという試合を壊すピッチングでした。
私も今まで、タイガース中心に試合を観ておりましたが、タイガースは先発・中継ぎとリーグトップの防御率で、3者凡退が1回も無い試合は観たことがありませんが、この日の東京ヤクルトの出るピッチャー、本当に「勘弁してくれ」と思う内容でした。
高津監督はピッチャー出身なので、投手に力を入れているかと思ったら真逆でした。
ここ10試合の東京ヤクルトの失点数、63点です。
これは、いくらなんでも点取られすぎではないでしょうか?
帰り道、燕党の方が「次、来る試合は勝って欲しい」と言っておりましたが、自分には(少なくとも今年は)次はありません。
東京ヤクルトは魅力的ですばらしい選手も多く、応援したいと思うチームですが、やはり東京は遠い。
気持ち的にはこれからはやはり地元の阪神タイガースを応援しようと決心させる結果になりました・・・が、来シーズンの監督が現時点で未定なので、それ次第では変わるかもしれません。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。