One today is worth two tomorrow.

当ブログへ起しいただき、心から感謝いたします。映画の感想やスポーツ観戦の記事、写真中心のブログです。

『おとなの恋は、まわり道』

『おとなの恋は、まわり道』

原題:Destination Wedding

 

2018年製作/アメリカ映画/上映時間:87分/R15+/2018年12月7日日本公開

 

監督:ヴィクター・レヴィン

出演:ウィノナ・ライダー

   キアヌ・リーヴス

 

カリフォルニア南部・サンルイスオビスポの自然と美しい街並みを背景に、イケメンだけど偏屈な男性と美人なのに毒舌が止まらない女性というこじらせた男女の恋愛を描くラブストーリーです。

シザーハンズ』のウィノナ・ライダーと『ジョン・ウィック」のキアヌ・リーヴスが共演。

 

あらすじ

 

縁を切った家族の結婚式に向かうフランク(キアヌ・リーヴス)と、結婚直前に自分を捨てた元婚約者の結婚式に出席するリンジーウィノナ・ライダー)は空港で出会い口論になるが、やがて同じ結婚式に出席することがわかる。現地でもホテルや式場で隣同士だった二人は、うんざりしながらも接しているうちに、互いの共通点に気付く。

シネマトゥデイより)

 

ウィノナ・ライダーキアヌ・リーヴスが4度目の共演を果たし、それぞれ個性が強すぎるために仕事も恋も上手くいかない男女の恋の行方を描いたラブストーリーです。

監督は『5時から7時の恋人カンケイ』などのヴィクター・レヴィン。

 

dTVにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

今月中にあと2本観ると、1000ポイント当たる可能性があるので、重厚な『THE BATMAN-バットマン-』の後だったので、ライトなコメディを選びました。

 

絶縁したはずの家族の結婚式に出席することになった偏屈男フランクと、結婚直前に自分を捨てた元婚約者の結婚式に出席する毒舌女リンジー。式場のあるリゾート地へ向かう空港で偶然出会い、口論を繰り返していた2人は、やがて互いが同じ結婚式に向かっていることを知る。

 

現地でもホテルや食事のテーブルなど事あるごとに隣同士にされた2人はうんざりしながらも、口論や会話を重ねるうちに互いの共通点に気づきはじめ・・・。

 

近年、どの作品でも同じヘアスタイル、同じヒゲ面で映画出演をしているキアヌ・リーヴス

よほど『ジョン・ウィック』が気に入っているのか?

それとも散髪・髭剃りするお金すら無いのか?

まさか、ヒゲはホンモノですが、髪の毛は・・・なんてことは?

 

この写真を『ジョン・ウィック』の1場面と言っても誰も疑わない気がします。

 

ウィノナ・ライダー Winona Ryder

1971年10月29日アメリカ合衆国ミネソタ州生まれ。

日本での初公開作品は1988年のティム・バートン監督作品『ビートルジュース』。

しかし、この作品は日本ではヒットせず。(全米では大ヒット)

・・・ただ、映画を観た映画ファンは、「この作品にとんでもなく可愛い娘が出ている」と話題に。

 

1990年、同じくティム・バートン監督作品の『シザーハンズ』の大ヒットで一躍有名になります。

同年、名作シリーズ『ゴッドファーザー』の第3作の出演依頼を受けますが、重圧により出演を辞退。

しかし、懐の広いコッポラは次回作でウィノナ主演で『ドラキュラ』を製作。

この作品にキアヌ・リーヴスが出演いるので、本作の予告編で”奇跡の競演”などとテロップ出ますが、2人の共演はこれで4回目になります。

 

ほかの代表作は『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』(アカデミー賞助演女優賞ノミネート)、『若草物語』(1994・アカデミー賞女優主演女優賞ノミネート)、『クルーシブル』、『17歳のカルテ』など。

 

2001年12月13日にビバリーヒルズにて約5500ドルの商品を窃盗(万引き)し逮捕。

・・・万引きする度胸があるなら『ゴッドファーザーPARTⅢ』出演してもらいたかった。

Wikipediaを参考にさせていただきました)

 

古くはフランク・キャプラの『或る夜の出来事』。

ウディ・アレンノーラ・エフロン作品と引き継がれる王道こじらせラブコメディです。

 

最悪なかたりで出会い、終始口ゲンカ。

・・・ですが、次第にお互いが惹かれていくというお決まり過ぎるパターンの作品です。

 

お互い自己が強すぎて、そして頑固。

互いに曲げないので、更にややこしくなる。

 

・・・しかし、本当は自分たちは「負け組」だと分かっていたと気づいたとき、一気にお互いの恋の炎が大爆発すると言った展開です。

 

全編の98%がウィノナとキアヌのセリフで占めます。

完全な会話劇で、ずっと字幕を読んでいてちょっと疲れました。

 

・・・ただ、評論家・ファンと低評価がほとんどの作品ですが、期待値低かったからか、思ったよりは楽しめました。

セリフの中には笑えるものもありました。

もちろんウディ・アレンノーラ・エフロンでしたら、もっとウィットのあるものを書いていたと思いますが。

キアヌの「運命の人なんていない」というセリフは自分もそう思っているので、少し共感できました。

 

『まわり道』とタイトルにありますが、一直線でえっちしてしまう二人。

R15+指定なのですが、お二人のそのシーンにまったくエロさが無いのが残念。

キアヌは50過ぎて、ウィノナも40後半。(撮影当時)

それを期待してしまうのは野暮だったかも・・・。

 

てっきりフランスだと思っていたカリフォルニア南部のサンルイスオビスポのロケーションも良かったです。