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『レフト-恐怖物件-』

『レフト-恐怖物件-』

原題:You Should Have Left

 

2020年製作/アメリカ映画/上映時間:93分/日本劇場未公開作品

 

監督:デヴィッド・コープ

出演:ケヴィン・ベーコン

   アマンダ・セイフライド

   エイヴリー・エセックス ほか

 

フットルース』のケビン・ベーコンと『レ・ミゼラブル』のアマンダ・セイフライド共演によるスリラーです。

ドイツの作家ダニエル・ケールマンの小説を原作に、『ジュラシック・パーク』などの脚本家デビッド・コープが監督・脚本を務めております。

 

あらすじ

 

テオ・コンロイ(ケヴィン・ベーコン)は一回り以上年の離れた女優スザンナ(アマンダ・セイフライド)と結婚し、娘エラ(エイヴリー・エセックス)を授かった。そんなテオに対する世間の目は冷ややかなものであった。と言うのも、テオの前妻は入浴中に溺死するという不自然な死に方をしており、「テオが妻を事故死に見せかけて殺した」という噂が流れていたのである。撮影現場にスザンナを訪ねたときも、その噂が原因で立ち入りを拒否される有り様だった。

そんなある日、コンロイ一家は休暇でウエールズの貸別荘に泊まることにした。その日の夜、エラが謎の人影を見たと訴えてきたが、テオはまともに取り合おうとしなかった。ところが、ほどなくして、テオの身にも次々と怪奇現象が降りかかるのだった。

Wikipediaより)

 

ダニエル・ケールマンが2017年に発表した小説『Du hättest gehen sollen』を原作としたスリラー映画です。

ユニバーサル映画のホラー映画を中心に製作しているプロダクション、ブラムハウスが携わっております。

 

Amazonプライムビデオにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

『インヘリタンス』らと同時期、期間限定レンタル¥100だったのと、大好きな女優さんのアマンダ・セイフライドお目当てでレンタルいたしました。

 

中年男性テオは若い女優スザンナと結婚するが、互いのことが信用できなくなり不信感を募らせていた。そんなある日、夫婦は幼い娘エラを連れて田舎の一軒家で休暇を過ごすことに。しかし、その家で不可解な現象が続発。やがて彼らは古い地下室を発見するが・・・。

 

2020年製作のケヴィン・ベーコン主演のスリラー映画です。

監督は『ジュラシック・パーク』などのシナリオライターデヴィッド・コープ

当初、ユニバーサル映画は劇場公開を予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響から劇場公開は見送られ、デジタル配信されることに。

アメリカで劇場公開されなかったので、当然の如く日本でも劇場未公開作品になってしまいました。

 

歳の離れた女優の妻を持つテオは、妻のイギリスでの撮影に伴い、ウエールズにある貸別荘に宿泊することになる。

その別荘がいわく付きで、かつて悪魔が仲間を呼びよせるため塔を建てていた(笑ってはいけないと思いつつ笑ってしまった)場所で、取り壊されては新しい家が建てられたとのこと。

 

その別荘で起こる不思議な出来事。

この辺りは結構面白く観れました。

 

・・・ですが、旦那の過去が判明し、夫婦喧嘩でアマンダが出ていってしまった後半から映画のテンションが下がりまくり。

一応「なるほどね」と思えるオチみたいなものは用意されておりますが、まるっきり『インターステラー』そっくり。

 

ガーディアンズ~』のヒーローであるケヴィン・ベーコンですが、なんか老けちゃったな~と思いながら観ておりました。

娘を演じた子役の女の子は可愛かったです。

 

ジュラシック・パーク』、『ミッション:インポッシブル』などシナリオライターとしては超一流(『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は例外)のデヴィッド・コープですが、監督しての手腕は中の上と言った感じでしょうか?

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年夏公開予定)は汚名返上してもらいたいところですね。

 

夫婦と子どもが別荘に泊まりに行って、そこで恐怖体験。

思いっきり『シャイニング』のパクリのように思えてしまいます。

 

狂気に導かれていくニコルソンと違い、ベーコンは悪魔のお仕置き(?)で贖罪の気持ちを持つようになる・・・と言った感じの展開。

悪いとは思いませんが、インパクトは弱いですし、映画全体通して、あまり怖くないのが惜しいと思いました。

 

いくら資産家とは言え、過去に妻殺しの疑いをかけられ裁判にもなっている親子ほど歳の離れた男とアマンダ演じる女優が結婚するという設定にかなりムリがあるように思いました。

アマンダもカーセッ○スシーンと入浴シーン(ヌードは無し)くらいしか見せ場無し。

 

なんか、肝心なものはセリフで省略してしまっているものが多く、コロナウイルス関係なく、映画館でまで・・・と思うハリウッド映画とは思えない低予算ぶりを発揮している映画でした。