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『プレデター:ザ・プレイ』

プレデター:ザ・プレイ』

原題:Prey

 

2022年製作/アメリカ映画/上映時間:100分/日本劇場未公開作品

 

監督:ダン・トラクテンバーグ

出演:アンバー・ミッドサンダー

   ダコタ・ビーバーズ

   デイン・ディリエグロ ほか

 

1987年公開の第1作を皮切りに、クロスオーバー作品も含めてこれまで6作品が製作されてきた(『ホーム・アローン』同様、『2』までしか観てない・・・)SFアクション『プレデター』シリーズの最新作です。

監督は『10 クローバーフィールド・レーン』を手がけたダン・トラクテンバーグ。

 

あらすじ

 

舞台は、300 年前のアメリカ。主人公はネイティブ・アメリカン最強の部族の女性ナル。荒野のハンターたちと共に育ち、自身も戦士である彼女に目に見えぬ危機が迫る。──しかし部族は“何”に勝利しなくてはならないのか?[生きるために狩りをする人類]vs[狩りをするために生きるプレデター]。狩るか狩られるか、種族と技術の壁を越え、戦士の誇りをかけた“最初の戦い”が始まる。

(シネマカフェより)

 

高度な科学技術を駆使した武器を持つ宇宙で最も危険な戦士プレデターと、人類の攻防を描き、世界中でカルト的人気を誇る伝説的シリーズ『プレデター』の最新作です。

300年前のアメリカを舞台に、ネイティブアメリカン最強の部族に生まれ育ち、自身も戦士である女性ナルとプレデターとの戦いが描かれます。

 

Disney+にて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

時間があまり無く、上映時間が短めの作品を探しておりましたら、本作にぶつかりました。

プレデター』シリーズは先ほど書いたとおり、『2』までしか観ておりません。

 

300年前のアメリカ。荒野のハンターたちと共に育ち、自身も戦士であるネイティブ・アメリカン最強の部族の主人公ナルに目に見えぬ危機が迫る。

 

生きるために狩りをする人類vs狩りをするために生きるプレデター。狩るか狩られるか、種族と技術の壁を越え、戦士の誇りをかけた“最初の戦い”が始まる・・・。

 

1700年代初頭を舞台に、コマンチ族の女性戦士と宇宙最強のハンターであるプレデターとの死闘を描いたSFアクション映画です。

 

プレデター』シリーズは1987年、ジョン・マクティアナン監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演で製作された作品から始まり、1990年の『プレデター2』、2010年の『プレデターズ』、2018年の『ザ・プレデター』、スピンオフ的作品で2004年の『エイリアンVSプレデター』、2007年の『AVP2 エイリアンVSプレデター』と製作されております。

 

本作は正規ルートの作品として製作されているので、実質5作目と言っていいストーリーだと思います。

ただ、物語が1700年代と1作目より過去を舞台としているので、第1作の前日譚的な作品と言えると思います。

 

この作品、シリーズ5作目、アメリカを含むすべての国で劇場未公開作品と侮れないのは、英NMEが選ぶ「2022年のベスト映画20作品」で15位。

また、英エンパイアが選ぶ「2022年のベスト映画20作品」で10位とイギリス人に高評価です。

ちなみに共に1位はアカデミー賞の呼び声も高いミシェル・ヨー主演の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でした。(これA24作品ですよね。観てみたいです)

 

・・・う~ん、自分の感想は「そこまで面白かったかな~?」と言った感じでした。

プレデター』シリーズに愛着が無い(『1』、『2』共に映画館では無くWOWOWでの鑑賞)せいかもしれませんが。

 

人類VSプレデターの物語と言うより、一人の女性戦士の成長物語として観ると、面白さが感じられます。

鹿などの狩りも満足に出来ないまだ未熟な狩人の女性が強靱な地球外生命体・プレデターとタイマン張れるくらいにまでなるという筋書きはなかなか面白いものがありました。

 

自然界の掟、弱肉強食の世界を描いております。

ネズミがヘビに食べられ、ウサギがオオカミに食べられるシーンがあります。

 

自然界は残酷だな~って、これっ、Disney買収後の20世紀フォックスの映画でしょ?

ネズミ、食べられちゃっていいの?

 

どうもファンの間で一番評判の悪いのが『プレデターズ』という作品みたいですが、未見なので比較できませんが、それなりに怖さを持ったプレデターは描けていたと思います。

プレデターがクマと格闘戦をするシーンがあり、当然プレデターが勝つのですが、これを観て、あらためて金太郎の強さを感じてしまいました。

 

ヒロインのお兄さんは殺されちゃうんだろうな~と思って観ていたら、やっぱり・・・な展開でした。

でも、ワンちゃんは助かるだろうと思って観ておりましたら、予想どおり助かりました。

ある意味期待を裏切らない展開の映画でした。

 

男性から蔑まされた女性が村を救う大活躍すると言う、ここ数年のDisneyの大好きな「ポリコレ」感満載の作品です。

『2』のラスト、ダニー・グローヴァーに手渡した拳銃の伏線回収をしているシーンがあり、ファンは絶賛されておりましたが、私、そのシーン、まったく覚えておりませんでした。

 

コマンチ族に捧ぐ」とラストにテロップ出ますが、どうなんでしょうかね~?

ちなみにDisney+では”コマンチ語版”なる全編コマンチ語のヴァージョンもあるみたいです。(ただし、こちらは英語の字幕しかありません)

 

原題の『Prey』は『Predator』の真逆の意味があるそうですが、邦題に『プレデター』とつけては意味が無くなっちゃう気が・・・。

『グラビティ』(重力)が『ゼロ・グラビティ』(無重力)というタイトルになっちゃったときと同じような感じです。

 

配信で良かったように思う映画でした。

ワンちゃんが殺されたら激怒していたでしょう。