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『キャプテン・マーベル』

キャプテン・マーベル

原題:Captain Marvel

 

2019年製作/アメリカ映画/上映時間:124分/G/2019年3月15日日本公開

 

監督:アンナ・ボーデン&ライアン・フレック

出演:ブリー・ラーソン

   サミュエル・L・ジャクソン

   ベン・メンデルソーン ほか

 

マーベルコミックが生んだヒーローが結集する『アベンジャーズ』シリーズに連なる「マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)」の一作で、MCUでは始めて女性ヒーローが単独で主役となったアクション映画です。

アベンジャーズ結成以前の1990年代を舞台に、過去の記憶を失った女性、キャロル・ダンヴァースの活躍が描かれます。

 

あらすじ

 

1995年、ロサンゼルスのビデオショップに、突然正体不明の女性(ブリー・ラーソン)が空から降ってくる。彼女には驚くべきパワーが備わっていたが、全く覚えていない“記憶”がフラッシュバックすることが悩みだった。その記憶にはある秘密が隠されており、それを狙う敵がいた。彼女は、後にアベンジャーズを結成するニック・フューリーと共に戦いに身を投じることになる。

シネマトゥデイより)

 

マーベル・シネマティック・ユニバースMCU)」の一作で、オスカー女優のブリー・ラーソンをヒロインに迎え、1990年代の地球を舞台に描くアクション映画です。

サミュエル・L・ジャクソンアネット・ベニングジュード・ロウらが共演。

監督は、マーベル映画では初の女性監督となるアンナ・ボーデンと、ボーデンとともに『ハーフネルソン』などでコンビを組んできたライアン・フレック。

 

今月もよろしくお願いいたします。

 

Disney+にて鑑賞。

映画館に次いで2度目の鑑賞になります。

 

今週いっぱいで見放題終了になる映画が暗いものが多く、5月一発目なので、少し明るめの映画をDisney+で探していたところ、チラッと本作を鑑賞して、すぐに終え、未見の作品を探そうと思っておりました、気づいたら最後まで観てしまいました。

 

映画館の大画面には敵いませんが、4KUHD・HDR IMAXサイズというのは画質の面では上回っていたかもしれません。

・・・って、失敬、この上の写真、本作では無く『エンドゲーム』のものでした。(知っていて掲載したくせに)

 

1995年、ロサンゼルスのビデオショップに空からひとりの女性が落ちてくる。彼女は驚異的な力を持っていたが、身に覚えのない記憶のフラッシュバックに悩まされていた。

 

その彼女の記憶には、恐るべき戦いの引き金となる “秘密”が隠されていた。正体不明の敵に狙われた彼女が、最後につかむ“衝撃の真実”とは・・・。

 

MCU初の女性ヒーロー単独ものであり、アベンジャーズ誕生の秘話などが明かされる”エピソード0”的な作品だと思います。

 

MCU作品としては前年製作された『ブラックパンサー』と同じような立ち位置にある作品のように感じました。

アフリカの黒人の王がヒーローとなるのと同様、’90年代、女性が虐げられていた時代に女性の戦士が戦う姿はこれまでのヒーロー映画の根本を覆す新たな挑戦だと言えます。

 

ですが、フェミニズム全開の作品かと言われれば、そのようなことは無く、単純にヒーロー映画として楽しめる要素の多い映画と言えます。

 

CGで若返ったニック・フューリーがいいです!

なぜ、彼がアベンジャーズを立ち上げたのか?

左目を失った理由などが明らかになる映画としても楽しめます。

 

話しが脱線してしまいますが、CGで俳優を若返らすというのは「どうなのだろう?」という気持ちもありました。

ですが、MCU作品嫌いのスコセッシ監督ですら『アイリッシュマン』でデ・ニーロ若返らせておりました。

 

いよいよ来月公開になる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』もハリソン・フォードを『レイダース 失われたアーク《聖櫃》』のころに若返らすと聞いて複雑な気持ちでしたが、それは全体の1/4くらいで、残りは現在の80歳の姿での活躍と聞いて胸をなで下ろしました。

 

ネコちゃんも名演でした。(『イニシェリン島の精霊』のロバには劣りますが)

私は犬派ですが、このネコちゃんは大好きで1枚目のポスター、本来ならキャプテン・マーベルの写ったものを掲載すべきでしたが、ついついこのネコちゃんのものにしてしまいました。

 

そして、本作公開の約4ヶ月前、2018年11月12日、95歳で亡くなられたスタン・リー氏の直接携わった最後の作品となりました。

冒頭のマーベル・スタジオのロゴ、本来ならアイアンマンやハルクなどが映し出されるのですが、それがすべてスタン・リー氏の姿に変更され(このロゴが観たくて観始めちゃったんですよね)、氏の功績を考えると胸の熱くなる感動的なものでした。

 

MCU作品の限らず、マーベル・コミックス原作の映画には必ずカメオ出演しておりました。

この写真はかなり初期のものですね。

こちらが本作でのカメオ出演シーン。

これが最後の出演になりました。

メイキングがあり、このシーン撮影後、感極まってブリー・ラーソンが涙ぐんでいたのが印象的でした。

 

スパイダーマン」は実は東映が製作したものがあり、スパイダーマンが巨大ロボットを操縦するという後のスーパー戦隊の礎のような内容だったのですが、原作者のスタン・リー氏は作品の出来に喜んでくれたそうで、日本人として本当に嬉しく思いました。

 

内容的にはほかのMCU作品を観ていなくても比較的分かりやすい映画です。

・・・が、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』の橋渡し役の映画であるのは間違いなく、『インフィニティ・ウォー』のラスト、ニック・フューリーが取り出したものは何か?ということが本作で明らかになります。

さらに”指パッチン”後の世界、キャップやナターシャがフューリーの残した発信器のようなものを追うシーンは、当然ながら『インフィニティ・ウォー』未見ですと分かりません。

 

この映画に否定的な意見も多かったですが、正直かなり頷けるものも多かったです。

まず地下鉄でのお婆ちゃんとのバトル。

相手は変装しているとはいえ、お婆ちゃん痛めつけるヒーローの姿は老婆虐待と思われても仕方ありません。

 

ブリー・ラーソンに華が無いとの意見。

もともと、この女優さんはオスカー受賞の『ルーム』を始め、低予算のアート系の映画を主に活動の場としておりました。

正直地味目な印象の女優さんだと思います。

 

ですが、MCU作品初の単独女性ヒーロー作品のヒロインとして、高い演技力の彼女の存在は不可欠だったように思います。

・・・が、評論家からも先を越されたDC映画『ワンダーウーマン』(2017)のようなパワーは無い作品と言われてしまいましたが、それに関しては自分も遺憾ながら同感です。

 

彼女が指パッチンのとき、どこで何をしていたのかは謎ですが、ひとつ言えることは彼女はあまりに強すぎる・・・といった印象があり、あのサノスでもあっさり倒せそうな感じです。

この強さのインフレ感が好きでは無いという意見も多かったです。

 

ヒーローは諦めない。

その姿勢を強く描いていたところは本当に良かったです。

 

『イニシェリン島の精霊』のように同国の人間が戦争する映画のあとに本作を鑑賞すると、地球人は異星人とも友好関係を結べる。

そんな気持ちにされられるほど、とにかくブリー・ラーソンサミュエル・L・ジャクソンの息がピッタリでした。

 

ほかのMCU作品観ていなくても分かりやすいと書いてしまいましたが、あの4次元キューブは『アベンジャーズ』第1作と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』第1作を観ていないと分かりません。

そこは訂正させていただきます。

 

吹き替えは水樹奈々さんが演じられていらしたんですね。

今度鑑賞するときは吹き替え版で観ようかな?(また観るんかい?)