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『夏への扉-キミのいる未来へ-』

夏への扉-キミのいる未来へ-』

 

2021年製作/日本映画/上映時間:118分/G/2021年6月25日日本公開

 

監督:三木孝浩

出演:山崎賢人

   清原果耶

   藤木直人 ほか

 

ロバート・A・ハインラインの小説を原作にしたSF映画です。

小説の舞台を日本に移し、1995年から2025年へタイムスリップした科学者が、奪われた自身の人生を取り戻そうとする姿が描かれます。

監督は『フォルトゥナの瞳』などの三木孝浩。

 

あらすじ

 

1995年の東京。科学者の高倉宗一郎(山崎賢人)は、ロボット開発の研究に熱中する。秀でた科学者であった亡き父の親友・松下が夢見たプラズマ蓄電池の完成を間近に控え、彼は愛猫のピートと松下の娘・璃子と平和な日々を送っていた。だが、共同経営者と婚約者に裏切られ、自分の会社も開発中のロボットや蓄電池も失ってしまう。

シネマトゥデイより)

 

ロバート・A・ハインラインの名作SF小説夏への扉」を、『キングダム』の山崎賢人主演により日本で映画化した作品です。

共演に清原果耶、藤木直人夏菜田口トモロヲら。

 

BDにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

本日、1月30日は清原果耶ちゃん、21歳のお誕生日です。(大阪府大阪市出身)

お祝いの意味を込めまして、今回は本作を選びました。

ちなみにクリスチャン・ベイル、49歳のお誕生日でもあります。

ベイルのお祝いもしかたったのですが、今月すでに2本鑑賞しているので、今回は果耶ちゃんを優先させていただきました。

 

お二人ともHappyBirthday!

 

将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。早くに両親を亡くしずっと孤独だった宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ、冷凍睡眠させられてしまう。

 

目を覚ますと、そこは30年後の2025年の東京、宗一郎は研究も財産も失い、璃子は謎の死を遂げていたー失って初めて、璃子が自分にとってかけがえのない存在だったと気づく宗一郎。

人間にそっくりなロボットの力を借り、30年の間に起こったことを調べ始めた宗一郎は、ある物理学者にたどり着く。驚きの事実を知った宗一郎は、再び1995年へと時を超える。ただ、璃子を救うために・・・。

 

どうも、あのネコのミュージカル映画を観て以来、ネコちゃんの出ている映画に過敏な反応をしてしまいそうで少し怖かったですが、感想はところどころツッコミを入れたくはなりましたが、全体的には良かったと思える作品でした。

 

何と行っても果耶ちゃんでしょう。

彼女の高い演技力はこれまで鑑賞した作品で実証されておりますが、映画の雰囲気、その場の空気すら変えてしまうようなオーラがありように感じます。

 

その果耶ちゃんの演技の相乗効果か?

いつもは上手いと思ったことの無い山崎賢人さんの演技も上手いとまでは言えませんが、悪く無いと思いました。

少し歳の離れたカップルですが、彼女のためなら・・・という気持ちになるのも当然のように思えてしまいます。

 

監督は血も涙もない私を『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』、『フォルトゥナの瞳』と二度泣かせた三木孝浩氏ということで、少し安心して観ることができました。

今回は泣くことは無かったですが、胸が熱くはなりました。

 

若いカップルのほのかな恋愛を描くのがとても上手な監督だと思いました。

本作でも山崎賢人と果耶ちゃん、キスシーンなどは一切無いのですが、とてもロマンチックな気持ちにさせてくれます。

 

・・・ただ、『ぼくは明日~』、『フォルトゥナの瞳』もファンタジー系でしたが、SFとして本作を観ると少し描き方に物足りなさみたいなものを感じてしまうのも事実です。

 

大林宣彦監督のフォロワーと公言している三木孝浩監督らしい映像なのですが、1983年製作の『時をかける少女』のような描写では現代では説得力が無いのは承知。

それで、科学力的な描写を取り混ぜておりますが、ここが『ターミネーター』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に酷似てしまったのが残念。

 

原作には無いという藤木直人さん演じるロボットがいい味を出しておりました。
エンドクレジットを観るまで藤木直人さんとは分かりませんでした。(汗)

主人に忠実・・・と言いながら、無表情で、ところどころ愚痴を言うところは笑ってしまいました。

 

ラストは原作通りなのか気になりました。

ラブストーリーとしては満点ですが、SF映画としては自分的には『インターステラー』のようなものを期待していたので、少し肩すかし。

 

お笑いの方は全般的にあまり好きでは無いのですが、原田泰造さん、映画ではいつもいい味を出していて、本作の演技も良かったです。

 

そして、果耶ちゃんの21歳の1年が実りある年になることをお祈りしてレビューを終わりたいと思います。

改めて、

お誕生日おめでとうございます!

 

 

 

 

 

澄み切ったステキな歌声です。~♪

 

 

 

やはり、ベイルの最高傑作はこれになるのでしょうか?

機会があれば、また観てみたいです。

 

さらに、本日1月30日は「帰ってきたウルトラマン」の郷秀樹こと団時朗さん、74歳のお誕生日でもあります。(凄い日だな、今日は)

「聞こえるかい?郷さん!」と砂浜を走ってウルトラ五つの誓いを叫びたいです。

お誕生日おめでとうございます。