昨日11月5日、プロ野球・SMBC日本シリーズ2023は、阪神タイガースの勝利により4勝3敗で、見事日本一に輝きました。
自分もオリックス・バファローズ、阪神タイガース、どちらのファンクラブにも入会しているのですが、今回関西対決の人気で全7試合すべてFC抽選販売申し込んだのですが、全滅でした。
と、なるとテレビ放映での観戦方法しかありません。
DAZNは各々の球団との契約なので(PERSOLパ・リーグのチームの中継は”パ・リーグTV”の映像をそのまま使っているようです)クライマックスシリーズまでは配信しているのですが、日本シリーズとオールスター戦はNPB=日本野球機構がテレビ放映の権利を持っているため、DAZNでは観戦できません。
・・・で、泣いても笑っても勝敗を決する第7戦の中継は、
関西以外にお住まいの方には知られていないと思うのですが、スポーツ中継(と、言うか阪神の試合中継)において、ファンに最も不支持の悪名高い、まともなプロ野球中継をしたことが一切無いカンテレ(関西テレビ)という、試合前から嫌な予感がしておりました。
タイガースの勝利で優勝が決まり胴上げ。
まあ、ここまでは放映してくれました。
し、しかし、信じられないことに、岡田彰布監督のインタビューが途中で途切れ中継終了。
これまでの6試合も試合が終われば放映も終わり的なパターンだった民放地上波の今回の(今回も?)日本シリーズ中継。
ヒーローインタビューを放映しない姿勢に両チームのファン以外の人も怒りをあらわにしておりましたが、この試合の岡田監督は勝利監督インタビューだけでは無く、優勝監督インタビューです。
それすら放映を途中で打ち切るカンテレの姿勢に「・・・もうダメだな、この局は」と思いました。
関東にお住まいの方には驚かれると思うのですが(私も東京から神戸に引っ越してビックリいたしました)、関西では今も地上波のゴールデンタイムで阪神タイガースの試合(ホーム・ビジター両方)生中継されております。
ほとんどが関西ローカル局のサンテレビなのですが、ほかの地上波(NHKは除く)でも生中継されることがあるのですが、カンテレが中継となったとき、虎党の嘆き節が始まります。
カンテレのプロ野球中継は昭和の悪しき方式の名残り。
試合開始1時間後の19:00放映開始で、20:54にどんな試合展開でも問答無用で放映終了。
こんな野球愛の無いテレビ局がこの白熱した関西対決、今年のプロ野球の最後の試合の中継権を持ってしまったことは、悲劇でした。(涙)
カンテレ・・・と聞いて思い出されるのは関西テレビでは無く、
「ガールズ&パンツァー」の継続高校の主将・ミカさん(CV:能登麻美子さん)。
(カンテレでミカさんを真っ先に思い出す人は一部のヲタクだけだと思うのですが)
サウナでもカンテレ(楽器)を手放しません。
(「最終章」観たいなぁ~。でも映画館へ行くのは嫌だな)
ミカさんはテレビシリーズには登場せず、劇場版からの登場ですが、それでも数多くの名言を残しております。
今回のカンテレのSMBC日本シリーズ2023、第7戦の中継について感想を語ってもらいましょう。
「関西テレビにはテレビ業界のダメなところがすべて詰まっているんだよ。でも、関西以外の人はそれに気づかないんだ」。
「人は失敗する生きものだからね。大切なのはそこから何かを学ぶことなんだけど、それをカンテレに期待してはいけないよ」。
「放映すればいいってもんでもないじゃないかな」。
「スポンサー至上主義には賛同できないね」。
「このテキトーな放送に意味があるとは思えない」。
「(カンテレはダメ)だろう?」。
WBCから始まった今年の野球。
あらためて野球というスポーツの面白さ、すばらしさを感じる1年でした。
日本一になったタイガースも、惜しくも敗れたバファローズもすばらしい戦いをして観る人の心を熱くしてくれたと思います。
両チームの監督&選手に拍手です!
それに水を差すカンテレ。
いっそ、シン・花沢さん登場を優先して、日本シリーズ中継の権利はほかへ転売してもらいたかったですね。
「ホンマ、これは”アカンテレ!”」。(・・・寒すぎた)
プロ野球中継の記事のつもりが、知らぬ間にガルパンになっているような気が・・・。