One today is worth two tomorrow.

当ブログへ起しいただき、心から感謝いたします。映画の感想やスポーツ観戦の記事、写真中心のブログです。

最強コスパのお弁当

また懲りずにデリバリー注文の記事です。

 

出前館、その他もろもろで展開中のガストの宅配サービス。

こちらの”平日限定価格”(この”限定”という言葉に弱い)のお弁当がコスパが良く、オススメです。

 

まず、

お弁当の定番、揚げものです。(今回紹介するのは、どちらも揚げものですが・・・)

ミックスフライ弁当

平日限定価格¥550。

な、何とご飯大盛り無料サービスぅ付き。

アジフライとエビフライ。

ソースは普通のとタルタルソースありました。

やはりタルタルソースの方が合うと思い、そちらを。

アジフライの下にクリームコロッケがありました。

そちらに普通のソースかければ良かったのですが、結構お味がついていてソース無しでも美味しかったです。

 

続いて、

日本人みんな大好き(とは限らない)、唐揚げ弁当

平日限定価格¥500。

こちらもご飯大盛り無料サービスぅ付き。

唐揚げに欠かせないレモンもついておりました。

 

最近はコンビニ弁当でもワンコインは少なくなってしまいました。

配達・サービス料込み込みでこのお値段は嬉しいですね。

お弁当も当然できたてで温かいです。

 

また、贅沢させていただきました。

ご馳走様でした。

 

 

『護られなかった者たちへ』

『護られなかった者たちへ』

 

2021年製作/日本映画/上映時間:134分/G/2021年10月1日日本公開

 

監督:瀬々敬久

出演:佐藤健

   阿部寛

   清原果耶 ほか

 

「さよならドビュッシー」などの中山七里の小説を原作にしたミステリードラマです。

宮城県で発生した連続殺人事件の容疑者となった青年と、彼を追う刑事の姿から日本社会が抱える格差の実態が浮き彫りになります。

 

あらすじ

 

東日本大震災から9年が経った宮城県の都市部で、被害者の全身を縛った状態で放置して餓死させるむごたらしい連続殺人事件が起こる。容疑者として捜査線上に浮かんだのは、知人を助けるために放火と傷害事件を起こし、刑期を終えて出所したばかりの利根(佐藤健)。被害者二人からある共通項を見つけ出した宮城県警の刑事・笘篠(阿部寛)は、それをもとに利根を追い詰めていく。やがて、被害者たちが餓死させられることになった驚くべき事件の真相が明らかになる。

シネマトゥデイより)

 

ベストセラー作家・中山七里の同名ミステリー小説の映画化です。

監督は『楽園』などの瀬々敬久

主演に『るろうに剣心』シリーズなどの佐藤健、『のみとり侍』などの阿部寛のほか、共演に清原果耶、倍賞美津子吉岡秀隆林遣都ら。

 

Netflixにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

本日、3月21日はゲイリー・オールドマン、66歳のお誕生日です。

そして、佐藤健さん、35歳のお誕生日でもあります。(埼玉県出身)

どちらの方の作品にするか迷いました。

ノーランアカデミー監督賞も記念して『ダークナイト』シリーズも考えましたが、やはり観ていない作品、清原果耶ちゃんも出演している佐藤健さん主演の本作を選びました。

監督が瀬々という不安もありましたが・・・。

 

おふたりとも

お誕生日おめでとうございます。

 

東日本大震災から時を経た現代の宮城県内の都市で全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという凄惨な 連続殺人事件が発生する。被害者たちはそれぞれ善人、人格者と言われていた男たちだった。

 

宮城県警捜査一課 の笘篠誠一郎は、2つの事件からある共通項を見つけ出す。捜査線上に浮かび上がった容疑者は刑期を終えて出所したばかりの利根泰久、31歳。知人を助けるために放火、傷害事件を起こして服役していた元模範囚だった。

 

犯人の決定的な確証がつかめない中で、新たな第3の事件が起こり...。裁かれなかった罪と罰、正義が交錯した果てにあったのは、あまりに切なすぎる真実でした・・・。

 

数多くの代表作のある佐藤健さんですが、自分はやはり真っ先に思い浮かぶものは「仮面ライダー電王」になってしまいます。

平成生まれ初のライダー俳優として2007年から放映開始。

作品はシナリオライター小林靖子氏の独特の世界観、ユニークなイマジンというキャラクター、平成以降の「仮面ライダー」シリーズとしては、かなり子どもさんが楽しめる作りになっており、平成以降の「ライダー」はそれほど多くは観ておりませんが、「電王」と「空我」は別格と言っていいくらいに大好きです。

「ライダー」以外の映画では『ひとよ』(2019)がお気に入りです。

 

瀬々よ(今回も呼び捨て)、ビックリしたよ。

お前(かなりの上から目線)にしては、上出来の映画と言える、『楽園』や『糸』といったゴミとは違う映画でした。

まあ、シャマランの映画のあと・・・だったところも理由のひとつではありましたが。

 

製作が果耶ちゃんの所属のアミューズ

それが理由らしく、果耶ちゃんの役は原作では男性だったそうです。

だからだと言えますが、筋書きにかなりムリがあるのも事実です。

その理由が鑑賞後、改編のことを知り分かりました。

 

事務所のゴリ押し出演とはいえ、果耶ちゃんの演技はいつも通りすばらしく、この改編がすべて悪いとは言えないと思えるほど、「果耶ちゃんでなければ」と思わせるものも多かったです。

本作で数多くの映画賞を受賞しているのも納得。

・・・なので、できれば早々に結末が読めてしまう作りにはしないでもらいたかった。

 

3.11震災後、母親代わりになってくれる倍賞美津子さん演じるけいさんが理髪店を経営しているとき、「そんな余裕無かったよ」と言って年金を納付していなかったという理由も少し納得のいかないものでした。

 

本来生活保護を受けなければ生きていけない人は切り捨てられ、逆にその生活保護を不正に受け取っている人物の存在など、瀬々とは思えない(?)ほど鋭い切り口で今の日本をしっかり描いていたように思いました。

 

映画とまったく関係ない話しになってしまいますが、吉岡秀隆さんと倍賞美津子さんの共演というのが、何となく意味深に思えて仕方ありませんでした。

寅さん「満男、これがさくらの妹だよ」

満男「えっ、伯父さん妹二人いたんですか?」

なるセリフが映画が松竹配給だったので多少期待しちゃいましたが(するな!)当然ありませんでした。

 

何と言っても佐藤健さんの名演に尽きると思います。

どこか危険な感じがするキャラクターでありながら、母親代わりになるけいさんから「笑ったほうがいい」と言われ、少し照れたような笑みを見せるところなど、本当にすばらしい、文句なしの演技だと思いました。

 

けいさんの自宅に行った佐藤健さん演じる利根とミキがうどんを食べるシーン。

このうどんが本当に美味しそうに観えました。

こうした何気ない日常を映し出すところは松竹のお家芸

このシーンはとても良かったです。

 

このような大災害が起こってしまったとき、すべての人を助けられることは不可能と言えます。

では、何を基準に助ける人、見捨てられてしまう人を選択するのか?

 

結局、その順番として、まず社会の一番底辺にいる弱者から切り捨てられてしまいます。

そういった残酷な現実を震災、そしてコロナ禍を通したそのときだからこそ、描けていたところも評価に値するように感じました。

 

生きたまま縛りつけ餓死させる殺人事件を『セブン』のようにグロく描かなかったところは(日本映画はすぐマネしたがるのですが)良かったと思いました。

 

佐藤健さんと果耶ちゃんが話しシーンの隣のステージで踊る意味不明なダンサーのシーンなど瀬々節も健在ですが、全体的には大満足と言っていい映画になっていたと思います。

 

本当に佐藤健さんの演技の幅広さに驚かされます。

「オレの演技にお前が泣いた」。

 

 

 

 

 

そんで埼玉

現在住んでいる兵庫県神戸市のマンション売却ですが、ようやくスタートラインに立てたといった感じです。

もちろん、できるだけ早く売却できればいいのですが、不動産売買に焦りは禁物。

早く売却するより、できるだけお高く売りたいと思っているので、じっくり時間をかけて行こうと思っております。

 

引越し先は以前書いた通り、関東・千葉県か埼玉県を希望しており、そちらの物件を検索しております。

2月24日の「2024年の推しチームが決まりません・・・。」という記事の中で、「引越し先は千葉県。応援するプロ野球チームは千葉ロッテ・マリーンズ。Jリーグ柏レイソル」なることを書いてしまいました。(あくまで希望的なものですが・・・)

不動産検索サイト「スーモ」で千葉県の物件検索しておりますが、なかなか「これっ!」と思える物件が見つかりません。

・・・と言うより、まったく土地勘が無く(千葉県はAKB48の握手会で数回幕張メッセに行ったくらいですので)○○市と掲載されていてもピンと来ず、「この物件購入してZOZOマリンや三協フロンティアへ通えるのか?」というものもサッパリ分かりません。

 

逆に埼玉県はさすがに30年以上住んでいたので、行ったことの無い所でも分かりますし、何より、同じくらいの価格帯の物件で「これはなかなかいい!」と思えるものが千葉県に比べると多いです。

 

わたくしは埼玉県所沢市出身。

身も心も埼玉の血で染まっております。

「ダ埼玉」なる罵声にも慣れております。(それはそれで少し悲しい・・・)

と、言うことで路線変更。

終の住み処を埼玉県にすることにいたしました。

 

・・・となると、「2024年の推しチーム」は決定したと言っていいでしょう!

まず明治安田Jリーグですが、大宮アルディージャというチームもありますが、さすがにJ3のチームは厳しい。

で、いろいろ問題を起こすけしからんサポーターがいることは難点ですが、やはり浦和レッズを応援することにいたしました。

浦和レッズのサポーター、すべてが問題児ということは当然ありません。

どうもウワサですと、ゴール裏のサポーター席に陣どるサポーターの中でレッズカラーの赤やレプリカユニフォームを着ていない黒のシャツを着ている”黒服”と呼ばれる人たちがどうも問題があるそうです。

 

昨年のACL(アジア・チャンピオンズ・リーグ)で優勝するなど、戦力は充実していると思いますが、今シーズンは3月19日現在で、4試合消化し1勝2分1敗とやや苦戦しております。

 

推しの選手ですが、レッズはタレント揃っておりますが・・・

その中でもイケメンMF(ミッドフィルダー)、背番号8番・小泉佳穂(こいずみ・よしほ)選手(27歳)がいいかな~と思っております。(写真は昨シーズンのものです)

カッコいいですね。

 

さらに、+αで女子プロサッカー、WEリーグの三菱重工浦和レッズレディースが魅力的な選手が揃っております。

特に推しが・・・

代表でも活躍されている、かつて「なでしこナンバーワン美女」と言われたMF・背番号8番・猶本光選手

・・・ただ、猶本光選手も今年で30歳。

しかも、皇后杯(だったと思います)で大ケガされ、2023-24シーズン復帰は絶望的です。

2024-25シーズンの復帰を目指してケガを治してもらいたいですね。

 

そして、もうおひとり・・・

MF・背番号19番・塩越柚歩選手。(25歳)

こちらの選手も美貌と実力を兼ね揃えた選手でわたくしの推しでございます。

 

WEリーグは秋・春制。

今シーズンは3月19日現在、10試合を消化し7勝2分1敗の2位。

何とか優勝目指して頑張ってもらいたいです。

 

続いてプロ野球、PERSOLパ・リーグですが、こちらは私、埼玉県所沢市出身なので、埼玉西武ライオンズで問題なく行けます。

問題があるとすれば、昨シーズンまで在籍していた「どすこい」男ですが・・・。

(どうでもいいことですが、3月15日金曜日からの福岡PayPayドームのオープン戦3連戦観ておりましたが、この「どすこい」男に小さな女の子が声援送っていたのを観てビックリしちゃいました。福岡の人は心広いですね~)

 

昨シーズンは5位。

今年も戦力的に考えると、優勝どころか優勝争いにからむのも厳しいように思います。

 

推し選手も、こちらはレッズと違い野手は選手層の薄さが気になります。

背番号1番・栗山巧選手、背番号60番・中村剛也選手という2人のレジェンドは別格と考えて、あとはレギュラー確定選手はセカンドの背番号5番・外崎修汰選手、ショートの背番号6番・源田壮亮選手だけだと思います。

ただ、それは逆に若手に取ってはチャンスが多いと考えられます。

期待している野手は・・・

背番号51番・イケメンの(イケメンだから応援するワケではありませんが)西川愛也(にしかわ・まなや)選手。24歳。

キャンプ紅白戦、練習試合では1番バッターとして起用されていたのですが、ちょっとここに来て調子を落としております。

もしペナントレースで1番バッターで固定できたら面白い存在のように思います。

 

逆に投手陣は揃っております。

その中でも注目は・・・

背番号16番・隅田千一郎(すみだ・ちひろ)選手。24歳。

2022年が1勝10敗。

昨シーズン飛躍し、9勝(ただし10敗)。

今シーズン、真価を問われると思われる逸材です。

 

不動産はどんなタイミングで売却できるか分かりません。

なので、今シーズンは浦和レッズ埼玉西武ライオンズ、どちらもホームゲーム観戦できない可能性もあります。

 

ビジターですと、ライオンズは4月下旬に京セラドーム大阪でオリックスとの試合があるので、もしまだ神戸に住んでいたとすれば、これはぜひ観戦に行きたいと思っております。

レッズは関西での試合は6月15日(土)のヨドコウ桜スタジアムのセレッソ大阪戦までありません。

微妙な日にちですが、もしまだ神戸に残っていたら・・・と言った感じです。

レッズレディースは5月18日(土)のノエビアスタジアム神戸INAC神戸レオネッサ戦。

こちらは本当に分からないですが、猶本光選手いらっしゃらないので、生観戦の可能性は低いです。

 

とりあえず推しのチームが決定いたしました。

最後まで、本当にくだらない記事にお付き合いいただきありがとうございました。

2024年、埼玉西武ライオンズ浦和レッズ、よろしくお願いいたします!

 

 

『伯爵』

『伯爵』

原題:El Conde

 

2023年製作/チリ映画/上映時間:111分/日本劇場未公開作品/2023年9月15日よりNetflixにて配信開始

 

監督:パブロ・ラライン

出演:ハイメ・バデル

   グロリア・ムンチマイヤー

   パウラ・ルクシンゲル ほか

 

『スペンサー ダイアナの決意』(←この作品観たいんですよね)などで知られるチリの名匠パブロ・ララインによるダークなホラーコメディ(コメディなのかな?)です。

2023年・第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最優秀脚本賞を受賞。

本年度・第96回アカデミー賞において、撮影賞にノミネート。

 

あらすじ

 

廃虚のような屋敷に暮らす吸血鬼のアウグスト・ピノチェト(ハイメ・バデル)。人間の生き血を飲みながら250年も生き永らえてきたが、生きることに疲れ、永遠の命を手放すことを決意するが、家族は最後にもうひと仕事してからでないと死なせないと反対する。やがて彼はある人物との交流を通じ、反革命的な情熱を持って生き続けることに希望を見つける。

シネマトゥデイより)

 

チリの名匠パブロ・ラライン監督が、祖国チリの独裁者だったアウグスト・ピノチェトを題材に描くホラー映画です。

吸血鬼として250年も生き続けてきたピノチェトが、生きる力をなくしながらも、ある出会いによって新たな目標を見いだす姿が描かれます。

 

Netflixにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

第96回アカデミー賞特集、第2弾と言うことで、本当は何かしら受賞した作品が良かったのですが、最多受賞の映画がまだ日本で公開されていない状況。

配信で観れるとすれば、追加料金払っての『バービー』くらいしか無いので、このモノクロ吸血鬼映画を選んでしまいました。

 

今回は前日記事を書いた段階で知らなかった授賞式のことを中心に記事にいたします。

あまり映画のことは書けないと思いますし、またまた長い記事になることをご了承いただければと思います。

 

日本時間3月11日に開催された第96回アカデミー賞授賞式において、かなり物議を醸す出来事が起きてしまいました。

それは助演男優賞受賞のロバート・ダウニー・Jr(以下、ダウニー・Jr)、主演女優賞受賞のエマ・ストーン(以下、エマ)の登壇のときに起こってしまいました。

百聞は一見にしかず。

まずは、事が起こった順番は後ですが、エマの動画からご覧ください。

※日本語字幕は入っておりません。また動画は削除される可能性が高いです。※

(2024年4月7日、やっぱり動画削除されちゃいました。😭)

・・・このエマの動きに「アジア人への差別」と思われたのが、前年受賞者であるミシェル・ヨー(以下、ヨー)をジェニファー・ローレンス(以下、ジェニファー)の方へ移動させ、ジェニファーから受け取ろうとした行動がそう思わせたとされております。

エマとジェニファーが親友で、どうもヨーのInstagramによりますと「エマ、おめでとう! あなたを混乱させてしまったけど、私はあなたの親友のジェニファーと一緒に、あなたにオスカー像を渡す栄光の瞬間を共有したかったんです!」とあります。

何でしょう?

このInstagram通りだとすると、ヨーの粋な計らいはいいとは思うのですが、誤解を招くことになってしまったのも事実。

逆にエマから何のコメントも発せられていないことの方が気になりますね。

わたくし、個人的意見では、久々にジェシカ・ラングのお姿拝見できたのが嬉しくもあり、ちょっと観たくなかったな~という気持ちも。(←それも失礼やろ!)

ただ、なぜこれが「アジア系への差別」と思われたのかと言いますと、その前に行われた助演男優賞の発表のシーンがあったからです。

こちらも動画で紹介いたします。

・・・これは、ハッキリ言って酷い。

プレゼンターの前年受賞者であるキー・ホイ・クァン(以下、キー)と目も合わせず、黒人のマハーシャ・アリもチラッと顔を見た程度。

これでは”人種差別”と思われても仕方ありません。

スターク社の株も大暴落ですね。

キーからオスカー像を受け取った姿は「まるでバーテンの青年からシャンパンを受け取るような仕草」とアメリカ国内からも批判が。

まさにそんな感じ。

それ以外でも「(キーと)目を合わせることもなく、オスカーを奪い取ったように見えた」、「受賞スピーチ(主にプレゼンテーターに対して)に関し、とても残念だった。キーに対して軽蔑的」、「満面の笑みでトロフィーを手渡したのに、あからさまに無視した。大スターなのに謙虚さや品格はゼロ」、「意図的であったかどうかは分からないが、クールじゃない」などの声が寄せられました。

こちらはステージ裏での記念撮影。

クリストフ・ヴァルツ(写真一番左)は笑顔も無くキレているようにも思えちゃいます。

ダウニー・Jr擁護派の意見で「アジア人への差別だとは大げさ」、「(プレゼンターが5人いたため)たまたま誰にあいさつしてよいのか混乱しただけ」とあります。

・・・では、こちらの動画をご覧ください。

初ノミネートで受賞した主演男優賞のキリアン・マーフィ

彼はスピーチ前にプレゼンター5人と握手を交わしております。

プレゼンターの多さが理由にならないことを証明していると言っていいでしょう。

要は人間性だと思います。

ダウニー・Jrは映画監督の父親を持つ、2世俳優。(お父さんは存知あげませんが)

1987年の『レス・ザン・ゼロ』で注目され、1992年、喜劇王チャーリー・チャップリンを演じた『チャーリー』(この映画は大好きです)でアカデミー賞主演男優賞候補になります。

しかし、8歳のときから父親に与えられたマリファナ(凄い父ちゃんだな?)の常習者となり、薬物問題で6回逮捕され、拘置所から撮影所へ向かったなる逸話も残っているそうです。

ハリソン・フォードの奥方の主演テレビドラマにゲスト出演。

ゴールデングローブ賞を受賞します。

しかし、2001年4月に撮影中コカイン所持で再逮捕され、番組降板に。

路線変更で視聴者は困惑し、ハリソン・フォードの奥方はショックで倒れられたそうです。

Wikipediaを参考にさせていただきました)

 

その後はメル・ギブソンジョージ・クルーニーらの援助もあり、小さな役ながら映画に復帰し、『アイアンマン』(2008)で完全復活を果たしました。

(ステージ裏でガッチリ握手のキーとダウニー・Jr。これをステージでやっていればね~)

私はこのような前科のある俳優の復帰に関し、歓迎まではしないものの、反対もしておりません。

罪を償い、しっかり更生したのであれば、演技力があればチャンスを与えてもいいと思っております。

それで見事カムバックしたダウニー・Jrですが、このキーに対する態度ですべてが台無しになっちゃった感があります。

日本のヤフコメなどでも「もうコイツの映画は観ない」なる否定的意見が圧倒的でした。

私はこれまでも言ってきたようにアカデミー賞は「偏見の塊」だと思っております。

才能を評価・・・より妬み、特定の人物への嫌がらせにも思えるノミネート方式など、かなり問題があると感じております。

特にトム・クルーズ、レオ様、スコセッシに対する扱いが酷すぎます。

映画ファン・・・と言うより『バービー』支持者からは「ライアン・ゴズリングが受賞していれば、こんなことにはならなかった」なる意見も。

私もライアン・ゴズリングキャリー・マリガンという大好きな映画『ドライヴ』(2012)のおふたりが受賞したら良かったのにと思っちゃいました。(笑)

 

・・・ただ、今回のエマとダウニー・Jrの態度で「良かった」と言えることなど無いと思いがちですが、逆にこれでアジア系の人は「これがアメリカの白人の本性」と分かったことはいい機会だったと言えるかもしれません。

ダウニー・Jrは意図的にキーへ不快な行動をしたワケでは無く、これが自然の振る舞いとして、このような態度を取った。

アメリカの白人にとってアジア系の人間など、所詮シャンパンの瓶程度の存在と思われていた。

つまり、その方がよほど残酷だと言うことです。

MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)でイチローさんや大谷翔平選手(写真)が記録的な活躍をしておりますが、彼らにすらアジア系という理由だけで酷い言葉を罵られることが観客だけで無くチームメイトからもあるそうです。

日本で輝かしい成績でアメリカへ渡った選手があまり活躍できず戻ってきた例がありますが、アメリカで仕事するということは成績だけで無く、このような差別に打ち勝つ強靱な精神力が必要と言うことだと思います。

これからMLBを目指す選手は、このような差別がまだ平然と行われていることをキモに免じておかなければいけないと今回のダウニー・Jrの行動で分かったと思います。

もちろんすべてのアメリカ人がアジア系に差別意識を持っているワケではありません。

長編アニメーション賞のプレゼンターを務めたアニャにゃんことアニャ・テイラー=ジョイは日本語で「おめでとう」と祝福の言葉を贈っております。

 

ロバート・ダウニー・Jr、58歳。

エマ・ストーン、35歳。

キリアン・マーフィ、47歳。

アニャ・テイラー=ジョイ、27歳。

一番大人な行動だったのは誰かな?

 

映画の感想に戻ります。

正直、あまり「面白い」とは思いませんでした。

チリの映画を観るという機会はほとんど無いので、そこは良かったのですが、お勉強が足りませんでした。(汗)

 

吸血鬼ものは自分は会わないのかもしれません。

クリステン・スチュワート主演のあのイライラするシリーズも(そう言いながら彼女好きなので完結編まで観てしまいましたが)面白く無かったですし、まあ良かったと思えたのはトム・クルーズブラッド・ピット主演の作品だけのように思います。

 

チリの独裁大統領の正体は吸血鬼だった。

さらに”鉄の女”サッチャーも吸血鬼だった。

それに加え、その大統領の巨万の遺産を巡る骨肉の争いという『犬神家」テイストを織り交ぜた、たしかにコメディと言える作品かもしれませんが、笑えなかった・・・。

しかもグロいシーン満載。

 

モノクロの映像は美しかったです。

ですが、ギロチンで切られたマリー・アントワネットの生首をホルマリン漬けして飾っていたり、ちょっと悪趣味に思え、生首オンパレードなので、これまた『犬神家』を連想させられてしまいました。

 

あまりオススメはいたしません。

お暇でグロ問題ナッシングなら「どうぞ」と言った感想でした。

 

※日本語字幕は入っておりません。※

 

 

『アメリカン・フィクション』

アメリカン・フィクション』

原題:American Fiction

 

2023年製作/アメリカ映画/上映時間:118分/日本劇場未公開作品

 

監督:コード・ジェニファーソン

出演:ジェフリー・ライト

   トレイシー・エリス・ロス

   エリカ・アレクサンダー ほか

 

ある小説家が偽名で書いたステレオタイプな内容の本が売れていく様子を通して、偽善について描いたコメディドラマです。

監督はドラマシリーズ「ウォッチメン」などに脚本家として携わったコード・ジェファーソン。

本年度・第96回アカデミー賞において、作品賞、主演男優賞(ジェフリー・ライト)など計5部門にノミネートされ、コード・ジェニファーソンが最優秀脚色賞を受賞。

 

あらすじ

 

小説家のモンク(ジェフリー・ライト)は小説や映画で描かれる黒人についてのステレオタイプな描写を嫌悪しているが、自身が書いた小説は売れず、何年も本を出すことができていなかった。兄弟のリサが急死し、母親のアルツハイマーが進行する中、モンクはやけになり自身が毛嫌いしていたような小説を執筆する。偽名で出版したその本は予想外の評判となり、映画化が決まる。

シネマトゥデイより)

 

やけになって書いた本がヒットして戸惑う主人公が、家族の老いや死といったプライベートな問題に向き合うコメディドラマです。

主人公を『007』シリーズなどのジェフリー・ライトが演じ、トレイシー・エリス・ロス、ジョン・オーティスなどが共演。

 

Amazonプライムビデオにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

本年度のアカデミー賞が発表されました。

それに関連したことをいろいろコメントしたく思い、脚色賞受賞の本作を選びました。

・・・なので、あまり映画の感想は書けないかもしれませんし、長い記事になると思います。

 

Amazonプライムビデオの日本劇場未公開作品なので、資料の少なさがあるので、詳しいことが分からないところがあることをご了承ください。

 

侮辱的な表現に頼る“黒人のエンタメ”から利益を得ている世間の風潮にうんざりし、不満を覚えていた小説家が、自分で奇抜な“黒人の本”を書いたことで、自身が軽蔑している偽善の核心に迫ることになります・・・。

 

日本時間の昨日3月11日、アメリカ・ハリウッドにて第96回アカデミー賞授賞式が開催され、最優秀作品賞に最多ノミネートだった『オッペンハイマー』が受賞いたしました。

オッペンハイマー』はさらにクリストファー・ノーランの最優秀監督賞・・・

ロバート・ダウニー・Jrの最優秀助演男優賞・・・

キリアン・マーフィの最優秀主演男優賞など、計7部門を受賞。

ダウニー・Jr、マーフィは初の受賞になります。

最優秀主演女優賞は『哀れなるものたち』のエマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』(2016)に次いで2度目の受賞。

私たち日本人に嬉しかったのが、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が最優秀長編アニメーション映画賞を受賞。

さらに『ゴジラ-1.0』が最優秀視覚効果賞を受賞。

こちらはアジアの映画では初の受賞となります。

おめでとうございます!

作品賞候補10作品で、鑑賞したのが、今さっき観終わった本作だけなので、偉そうなことは言えませんが(おそらく言うと思いますが・・・)まあ、波乱も無く妥当だったような印象です。

言わせていただくとすれば(始まっちゃったよ)、ノミネートの段階でレオ様除外、スコセッシの『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』の無冠と相変わらずの冷遇ぶり。

さらに世界的大ヒット作『バービー』は最優秀主題歌賞の1部門のみという大ヒット作には「オスカーあげないよ~」精神は健在でした。

さすがアカデミー賞!(褒めておりません)

 

そんな本年度のアカデミー賞において脚色賞受賞を受賞した本作ですが、たしかに面白いストーリーだと思いました。

この部門は『オッペンハイマー』も候補になっていたので、それを破っての受賞ですので、結構「凄い!」と言っていいように思います。

 

自分は本を読まないので、映画として話させていただきますが、スパイク・リーくらい全面に出す人は別として、作家(監督や脚本家)の人種をあまり気にしたことがありません。

 

本作の主人公、売れない小説家のモンクは自分が黒人であることを自虐ネタ的に話したり、講座でドイツ人に「お前の先祖はナチだろ?」なる暴言を吐いたりしております。

映画のテーマはそういった人種ネタなので、日本人には一番分かりづらく感じるものなのですが、本作は作りが上手く、自然に物語の中に入れるものになっておりました。

 

作家と呼ばれる人がぶち当たってしまう壁。

自分が書きたい(作りたい)と思うことと、世間から求められているものの違い。

モンクはやけっぱちでステレオタイプのいかにも一般大衆向けと思われる自分が嫌うタイプの小説を書いたら、それが大ヒット。

とんでもない金額が舞いこみ、映画化の話しまで来てしまいます。

 

いつまでも無くならない偏見や差別といったテーマに加え、アルツハイマー病の母親の介護など深刻な問題も取り入れながら、基本コメディ路線なので、偽名を使って大ヒット小説を書いたモンクの姿に終始笑いが止まりませんでした。

 

主演のジェフリー・ライトの名演が光ります。

「ハリウッドの人間は誰も本を読まない」と映画業界を皮肉るところも面白いと感じました。

 

製作総指揮に、あの(?)『最後のジェダイ』のライアン・ジョンソンの名前があったので、「嫌な予感が・・・」したのですが、心配ご無用、人種差別にほとんど縁の無い日本人でも楽しめる、とても優れたコメディです。

むしろ、「ジョンソンよ、これがシナリオだ」と言ってやれよと思っちゃいました。

 

アメリカン・フィクション』は現在Amazonプライムビデオにて絶賛見放題配信中です。

 

※日本語字幕は入っておりません。※

 

 

見知らぬ、牛焼肉丼

また懲りずにデリバリー注文の記事です。

今回は、初めて聞く”精肉御 野村商店の焼肉丼”というお店で注文してみました。

 

注文したのが、こちらの「名物肉屋の牛焼肉丼」

コピーによりますと、「東京都江東区にある”野村商店”監修による旨味と柔らかさが特徴の牛バラ肉を、自慢の”もみダレ”で香ばしく焼き上げたボリューム満点の名物焼肉丼」だそうです。

タレは別になっております。

蓋を外してみました。

牛丼と似ておりますが、香りなど、やはり違う、焼肉がご飯の上に乗っていると分かります。

タレをかけてみました。

さらに・・・

温泉玉子つき。

こちらも乗せてみました。

温泉玉子を崩してみました。

見た目から食欲をそそります。

焼肉+玉子ですき焼き風でもあり、玉子かけご飯のような食感もあり、実に美味しかったです。

 

お値段は期間限定(なのかな?)でご飯大盛り無料で¥1,190。

送料・手数料無しです。

デリバリー注文だと、配送最低料金が¥1,500くらいが普通なので、このお値段ですと、別に一品追加しなければいけないのですが、それが¥1,000なので、これだけで注文できるところもポイント高いです。

 

お味はもうやみつきになる美味しさ。

また、すぐにでも再注文したくなるほどでした。

お肉も柔らかく、温泉玉子との相性もバッチリ。

大盛りなので、量も大満足です。

 

やはり日本人は白米、ご飯ですね。

白米NGの球団は今シーズン、勝てるのか多少気になる・・・ことは無いかな?(PARSOLパ・リーグ派になるので)

ご馳走様でした。

 

 

『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』

 

2022年製作/日本映画/上映時間:99分/G/2022年6月11日(ガッキーのお誕生日です)日本公開

 

  監督:児玉徹郎

声の出演:野沢雅子

     古川登志夫

     久川綾 ほか

 

鳥山明先生による大ヒット漫画「ドラゴンボール」を原作とする劇場版アニメーションです。

2015~18年に放送されたテレビシリーズ「ドラゴンボール超(スーパー)」の映画化第2弾で、2018年公開の前作『ドラゴンボール超 ブロリー』同様に、今作でも原作者の鳥山先生が脚本やキャラクターデザインを担当しております。

 

あらすじ

 

孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」が復活し、人造人間のガンマ1号とガンマ2号を誕生させ、リベンジの機会をうかがっていた。レッドリボン軍の基地に侵入したピッコロは、そこで最凶兵器の存在を知る。一方、娘のパンを誘拐された孫悟飯も、基地へとおびき出される。

シネマトゥデイより)

 

かつて悟空が壊滅させたはずの悪の組織「レッドリボン軍」が作り出した人造人間と闘いを繰り広げる「ドラゴンボール超」シリーズの劇場版で、スーパーヒーローたちの活躍を描いたアニメーションです。

原作者の鳥山明先生が脚本とキャラクターデザインを担当。

ボイスキャストには野沢雅子古川登志夫久川綾堀川りょう田中真弓などが名を連ねます。

 

Amazonプライムビデオにて鑑賞。

初めての鑑賞になります。

 

当初は違う映画を鑑賞予定でしたが、漫画家の鳥山明先生が3月1日、急性硬膜下血腫で亡くなられたことが本日8日に発表されました。

68歳でした。

先生のご冥福をお祈りし、哀悼の念で今回は本作を選ばさせていただきました。

 

かつて孫悟空によって壊滅させられた悪の組織「レッドリボン軍」の意志を継ぐ者たちが現れ、新たに最強の人造人間ガンマ1号、2号を生み出す。彼らは自らを「スーパーヒーロー」と名乗り、ピッコロや悟飯たちを襲い始めます。

 

<新生レッドリボン軍>の目的とは?迫りくる危機を前に、孫悟飯は甦ることはできるのか・・・?

 

鳥山明先生。

1955年4月5日生まれ。

愛知県清須市出身。

 

先生の作品を初めて知ったのがテレビアニメーションとして放映された「Dr.スランプ アラレちゃん」だと記憶しております。

同級生などに絶大な人気だった作品ですが、とても申し訳ないのですが、まったく観たことがありません。

続く同時間帯の「ドラゴンボール」も第1話から鑑賞ではなく、それこそ今回紹介する映画のメインになっているレッドリボン軍編くらいから(桃白白と悟空が戦うエピソードくらい?)の鑑賞。

まだ、そのころは「ドラゴンボール」より前の番組だった「~アラレちゃん」人気が高く、悟空が苦戦した桃白白をあっさり通行人のアラレちゃんが吹っ飛ばすシーンが印象に残っております。

なので、亀仙人の「パフパフ」(←これは令和の今では放映は厳しい?)の意味は分かりませんでした。

 

「これはメチャ面白い!」と思い、以降リアルタイムで鑑賞。

と、同時に漫画を読まない自分としては珍しく、原作が掲載されている「週刊少年ジャンプ」も購読。

 

テレビアニメーションの方は実力派声優さんの名演が魅力的でしたが、「Z」辺りから原作に追いつきそうになり、それこそ”亀”のようにノロいテンポになり、どちらかと言うと原作ファンと言っていい感じになりました。

ただ、このテンポでも面白さはあり、普段お堅くテレビアニメーションなど観ない私の父親ですら「ドラゴンボールZ」だけは一緒に鑑賞しておりました。

・・・ただ、原作ファンなので、原作のフィナーレとともに「ドラゴンボール」を卒業。

続く「GT」や「超」、その劇場版は一切観ておりませんでした。

 

ドラゴンボール」は本当に魅力的なキャラクターが多いです。

それだけに「超」以降の劇場版などで悟空とベジータという2大人気キャラばかり脚光をあびるストーリーになってしまっていて、ほかのキャラがどんどんモブ化してしまったところに少し寂しさを感じておりました。

そういったファンの気持ちを察してか、本作は本来ならもっと活躍の場があっていいピッコロと悟飯が主役になっております。

 

それ故、「ドラゴンボールは悟空とベジータが主役だろ」と思われているファンにはウケが悪いかもしれません。

ただ、自分はあの”セルゲーム”のエンディングには劣るものの、久々カッコいい悟飯を観れたことは嬉しく思いました。

 

レッドリボン軍復活をもくろむ残党・・・って、まだそんなお方いらしたの?というツッコミは野暮ですが、ドクターゲロの孫には多少ムリも。

ドクターゲロって、人造人間を製造することだけでなく、実際正規に(?)人間も作って(子作り?)してたのね?

そういうキャラには思えなかったのですが・・・。

 

その孫の名前がドクターヘド。

潜在能力を最大限に神龍(シェンロン)に引き出してもらったオレンジピッコロ。

ビースト悟飯。

ドクターゲロのデータから新たに製造されたセルマックス。

 

このネーミングのダサさは・・・と思いつつ、これも「ドラゴンボール」の魅力のひとつかな?と思いました。

本来、”孫悟空”は「西遊記」のキャラクター名ですし、カメハメハもハワイの初代大王です。

それが今日(こんにち)ではすっかり「ドラゴンボール」のものとして多くの人に知られております。

かめはめ波」の名称は鳥山明先生の奥様の提案だったそうです。

 

悟飯とビーデルの娘のパンちゃんが可愛い。

「なぜピッコロの下で修行をしているのか?」という疑問はありましたが、それも吹き飛ぶほどチャーミングでした。

 

悟飯は戦闘民族サイヤ人と地球人のハーフ。

あまり戦いを好むタイプではありません。

ですが、本当に怒りで我を忘れるほどになったとき、父である悟空以上の強さを発揮する。

魔人ブウ編で主役になると思っていたのですが、「週刊少年ジャンプ」は読者のアンケートをかなり優先し、その意向に沿うかたちを取るので、もしかすると鳥山明先生の思惑と違い最後はやはり悟空がブウを倒す結末になってしまったのかもしれません。

 

セルマックス登場でトランクス、悟天、人造人間18号も駆けつけてくれますが、今回は悟飯とピッコロがメインなので、今度は(今度も?)彼らがモブ化してしまっておりました。

セルマックスの声を元祖セルと同じ若本規夫さんが演じていたことはエンドクレジットで知りましたが、若本さんが演じているなら、もっとはじけてもらいたかったな~と思いも残りました。

 

勇ましくカッコいい悟飯の姿。

さらに、あの技を使ってくれたことは大満足です。

映画としては期待値は低かった(当初は鑑賞予定もありませんでした)ので、結構楽しむことができました。

 

漫画家の方はどうしても締め切りに追われ、ギリギリの精神力の中、不規則な生活を送りながらお仕事をされているので、早くに亡くなられてしまうことが多いです。

石ノ森章太郎先生60歳、藤子・F・不二雄先生62歳、さくらももこ先生53歳)

またおひとり、偉大な天才漫画家の方が亡くなられてしまったことが本当に残念に思います。

先生のご冥福を心からお祈りし、この記事を終えたいと思います。

先生、ありがとうございました!