Netflix配信のテレビドラマの紹介(Netflixでテレビドラマと言うのが正しいのかは分かりませんが、Wikipediaではテレビドラマと表記されております)を。
本日は水曜日と言うことで、こちらを・・・
「ウェンズデー」(Wednesday)という作品です。
1937年から掲載されたチャールズ・アダムスの漫画を原作としたテレビドラマ、テレビアニメーション、映画化された「アダムス・ファミリー」に登場するキャラクター、ウェンズデー・アダムスを主人公にしたホラーコメディです。
監督&エグゼクティブ・プロデューサーは『バットマン』(1989)などのティム・バートン。
主人公・ウェンズデーを演じているのはA24の『X エックス』(2022)などのジェナ・オルテガ。
簡単なあらすじをWikipediaから。
高校を退学になったウェンズデー・アダムスは、彼女の両親であるゴメスとモーティシアがかつて通っていた「異常な才能を持つ子どもたち」を育成しているネヴァーモア・アカデミーに入学する。自分の超能力を充分にコントロールできず、同級生に溶け込めないウェンズデーは、謎のモンスターによる殺人事件を目撃し、調査することを決意する。
全8話あるのですが、まだ第1話しか観ておりません。
かなりダークでグロいシーン満載。
ウェンズデーのお父さんの俳優さんのインパクトが強烈過ぎ!
キャリアをスタートさせたDisneyに怒りの絶縁(あの空飛ぶ子象の実写版が相当嫌だったみたいですね。「屈辱的だった」と語られております)を叩きつけてからの最初のティム・バートン作品ということで、とても興味深く観ておりました。
バートンに限らず、マーティン・スコセッシ、デヴィッド・リンチ、デヴィッド・フィンチャーと言った(かなり個性の強い)映画監督が次々とNetflixで作品を製作しております。
商業性(がNetflixに無いとは言いませんが)より作家性を強く打ち出すことを容認していると思われるNetflixの姿勢に、今後も賛同していく映画監督は増えるのではと思います。
ファンには嬉しく、いいことだと思います。
弟を虐めた水泳部員に反撃のピラニア攻撃をするウェンズデー。(どこから大量のピラニア用意したのかと言うことはツッコんではいけません)
その理由も、弟可愛さでは無く、「弟を苦しめていいのは自分だけ」というのび太とジャイアンの関係性に近いものがあります。
普通はピラニアをプールに放って、次のカットへ行く・・・のが普通のテレビドラマですが、睾丸食いちぎられて(のちのウェンズデー談で分かります)プールが真っ赤に染まるシーンがあるところが、かなりブラック・・・、でも爆笑。
音楽をダニー・エルフマンが担当しております。
やはりバートン作品にはエルフマンの曲が似合います。
物語は現代でPCもスマホも登場しますが、どことなく原作の1930年代から最初のテレビドラマの1960年代のような雰囲気が醸し出されているとこも良かったです。
まだ1話だけなので偉そうなことは言えませんが、主演のジェナ・オルテガはとても魅力的で、さすがティム・バートン、いい女優さん見つけてきたな~と思いました。
一切瞬きしないところは凄いです。
イケメンも多数(お父さん役の俳優さんは違います)出演しておりますので、そちらがお好きな方にもお薦めできる・・・かな?
テレビドラマはなかなか最終話までたどり着かず、途中でやめてしまうことが多いのですが、本作は頑張って、ぜひとも最終話まで観てみたいと思いました。
8話中、4話、バートンが監督を務めているそうです。
最終話まで鑑賞したら、また記事を書けたらと思っております。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。