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当ブログへ起しいただき、心から感謝いたします。映画の感想やスポーツ観戦の記事、写真中心のブログです。

「宇宙を駆けるよだか」

昨夜、Netflixオリジナルドラマを鑑賞いたしました。

タイトルは・・・

宇宙を駆けるよだか

英題は”Switched”。

2018年製作、全6話。

別冊マーガレットに連載された、川端志季のコミックが原作です。

 

出演はジャニーズWEST(現・WEST.)の重岡大毅神山智洋

共演に清原果耶、富田望生関めぐみ中島唱子ら。

 

このドラマを「観たい」と思った理由は果耶ちゃんが出演しているということだけで、ストーリーや共演者など一切知らずにおりました。

ストーリーを語る前に観て驚いたところが2つ。

まず、果耶ちゃん主演では無く、今は口に出してはいけない鬼畜の名前のついたグループ(この事務所はソロ活動ダメなんでしょうかね?皆さん必ずグループに入っております)の人が主役を務めていたこと。

2つめが、タイトル。

”宇宙”=うちゅうと読むと思っていたのですが、”宇宙”=「そら」と読みます。

「宇宙(そら)を駆ける」・・・となっちゃうと、富野由悠季監督の名作「機動戦士Zガンダム」に使われたサウンドトラック、

三枝成彰先生の名曲の曲名とまったく同じ。

富野監督、三枝先生、エゥーゴの人たち、クワトロ大尉、ハマーン・カーン・・・

よく誰も文句言わなかったな~と思い、これも”刻の涙”と思ってしまいました。

ティターンズは嫌いですし、何よりジャ○ーズはもっと嫌いなんです」

と彼なら言いそう・・・。(言わない)

 

簡単なあらすじは、

 

火賀俊平、水本公史郎、小日向あゆみの 3 人は仲の良い幼馴染。 大好きな公史郎から告白され、つき合うことになったあゆみは、初デートの日、醜い容姿のクラスメイト・然子と体が入れ替わってしまう。入れ替わったことを誰にも信じてもらえず絶望するあゆみだが、あゆみに想いを寄せる火賀が、いち早く 2 人の入れ替わりに気付く。 火賀に支えられ、あゆみは元に戻る方法を探るが・・・。

(Filmmarksより)

 

日本人が大好きな「入れ替わりもの」に違いないのですが、「外見と中身の美しさと醜さ」という重いテーマをしっかり映し出していたと思いました。

 

人がビルなどから飛び降りるシーンが多く、地上波(少なくともゴールデンタイム)では放映し難い描写もあり、見応えのあるドラマだったように思いました。

 

その容姿からバイ菌呼ばわりされたり、思いっきり「ブス」と罵られ続けられた海根然子。

然子は完全にクラスののけ者になってしまいました。

 

然子は容姿が良く、憧れていた男子生徒の水本公史郎のカノジョの小日向あゆみ(果耶ちゃん)に「なりたい」と願っていた。

あるお蔵のようなところにある巻きもので入れ替わりの術(←ここはツッコんではいけないと思いながら観ておりました)を知り、それを実行し、あゆみと入れ替わります。

 

キャッチコピーは「愛されるべきは外見か中身か」。

これもよくある設定ではありますが、不思議と気にならず、全6話、最後まで楽しめました。

本当は1話でやめるはずだったのですが、続きが気になり、一気に最後まで観てしまいました。

1話の放映時間が普通のドラマより短め(1話と最終話が45分でほかが35分くらい)だったのも良かったです。

 

父親に捨てられ、母親には相手にされず、学校でものけ者扱いされてきた然子は完ぺきな容姿を手に入れますが、その今まで培われてしまった内面の暗さは変わらずにいます。

逆に明るい性格で友人も多かったあゆみの心を持つ然子は今まで彼女を嫌っていた女子生徒やクラスメイトと溶け込み、仲良くなり、彼女はクラスの人気者になっていきます。

然子を演じる「若き実力派バイプレイヤー」と呼ばれる富田望生さん。

初めて観る方・・・だと思っておりましたら、『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』と『SUNNY 強い気持ち・強い愛』に出演されておりました。

わたくしも人間の価値は外見では無いと考えるよう努めていきたいと思いつつ、映画では、やはり美しい方に目が行ってしまう悲しい性分で、広瀬すずちゃんしか目に入りませんでした。(申し訳ありませんでした)

 

果耶ちゃんが本作でもすばらしいという言葉だけでは足りないくらいの名演を披露しております。

このドラマ製作のとき16歳だったのですが、その若さでここまでの演技力は驚きです。

 

富田さんと果耶ちゃんの演技は各方面から賞賛されたそうです。

 

WEST.のお二人の演技も良かったと思いました。

重岡大毅さん演じる火賀があまりに「いい人」過ぎるところは気になりましたが・・・。

 

然子のお母さんを演じる中島唱子さんが「お互い、もっといい顔だったら幸せな人生過ごせたかもしれないね」と言うセリフには多少違和感がありました。

私も顔に大きなホクロがあることから幼少期から成人になってもイジメや嫌がらせを受けてきました。

外見にコンプレックスを持つ人はどうしても内向的になってしまいがちですが、本当によく言われることですが、大切なのは中身、心の中、気持ちです。

幸せとは外見の良さで手に入れるものではありません。

綺麗事・・・と言ってしまえばそれまでですが、そのような普遍的なテーマを実力のある若手俳優の演技で描いた、とてもずしりとくるドラマだったように感じました。

オススメです!

 

 

 

本日、11月12日はライアン・ゴズリング、43歳のお誕生日です。

昨年、お祝いの記事を記載いたしましたので、今回は(映画は何か観ようとは思っていたのですが)果耶ちゃんのドラマ優先させていただきました。

HappyBirthday!

 

 

※追記です。※

さらに・・・

アン・ハサウェイ、41歳のお誕生日でもあります。(たった今、X〔Twitter〕で知りました)

1番好きな作品は、やっぱり『プラダを着た悪魔』かな?

またまた

HappyBirthday!